K.Nさん(33歳)

パチンコ好きが高じて、愛知県のパチンコ店でアルバイトを始めました。
そのパチンコ店はとても稼働が良く忙しかったですが仕事はとても面白くて。チーム一丸となって店舗を盛り上げる、みんなで協力するからこそ達成感も大きいし、やりがいも大きかったです。
その後、社員にならないかと声をかけて頂いたので、正社員として働くことになりました。1年後にはリーダーに昇格して色んな仕事を任され、仕事の楽しさを感じていたのですが、遅番なども多いので、どうしても不規則な生活になってしまい、将来のことを考えると長く続かないのではないかと考え、違う業種に転職しました。
次の仕事はトラックの運転手や倉庫管理など、パチンコ業界以外で7年間働きました。収入はパチンコ店の時よりも多く、ちょうどこの頃、結婚して子宝にも恵まれました。仕事をしていて不満はなかったのですが、パチンコ店で働いていたころの方が毎日楽しかったんですよね。運転手や倉庫管理は一人でする仕事が多いので、パチンコ店のようにみんなで運営するのは、ある意味真逆。
自分がこれからずっと働いていくことを考えると、仕事のやりがいを仲間と共有できるような仕事だともっと頑張れるじゃないか。そう考えているうちに、どんどんパチンコ店で働きたい気持ちが強くなってきました。
しかし、この時すでに32歳。これ以上先延ばしは出来ないと思ったので、満を持して奥さんに相談したら「働くなら好きなことを仕事にしたほうがいいよ」と背中を押してくれました。
これがパチンコ店に戻ろうと思った経緯です。

家族のことを考えると、ある程度大きな会社の方が安定しているし、待遇も良いのではないか。ただ、全国規模だと転勤も多そうなので、東海地方で10店舗以上のパチンコ店を運営している会社を調べていました。パチンコの求人で、特に気になったのが永和商事。ウイングという店舗名も知っていたし、会社も大きなイメージです。
面接での印象は、人を大切にする会社だなということです。アルバイト、社員など、永和商事を支える従業員のことをとても考えているし、「人材」ではなく「人財」と捉え、人は財産で宝だと話してもらいました。この会社なら家族も大切にしてくれそうだし、自分自身も働く上で安心できると思って入社を決めました。

❚当たり前のことは、当たり前にやる

入社後は、本社と店舗で研修をしてからホール勤務となりました。久しぶりのホール業務でしたが、やはり楽しいです。接客の仕事が好きなんだと思います。仲間との会話も楽しいですが、お客様とのコミュニケーションも楽しい。
おかげさまで、入社半年後で副主任に昇格。店長の推薦もあったようで、期待されていることもうれしいです。
役職者になってから意識しているのは、当たり前のことを当たり前にやること。例えば、部下やアルバイトスタッフに「元気出していこう」と言っているのに、自分の元気が無かったら、やってくれませんよね。
まず、自分が率先して行動することが大切。見られるということは、模範になる行動をしなければならないのでプレッシャーもありますけど、それも遣り甲斐のひとつです。将来は、色んな面でお手本になれるよう、色んな業務を研究しています。

❚自分が思う理想のお店を作ってみたい

副主任は現場の中間職になるので、店長やホールスタッフの間に入って、組織の潤滑油として機能することは重要です。ホールスタッフの表情を見て、何か悩んでいないかな、自分の意見を言えずにいないかな、体調は大丈夫かな、などアンテナを立てて行動することを心掛けています。考えることが多くなった分、悩むことも増えました。でも、悩みがあるということは、幸せなことだと思っているので、その分やりがいになっています。
夢は、自分の思う、理想のお店を作ることです。どんなパチンコ店なのか、まだぼんやりしていますけど、お客様が楽しんでいるのはもちろん、従業員も楽しんでいるパチンコ店であることは必須。だから、早く店長になりたいです。もちろん、その先も目指しています。
そのチャンスはたくさんあると思うし、まずはそのチャンスに備えてもっとレベルアップしないと。これからが楽しみです。