大学在学中に、高校時代の友人に誘われて初めてパチンコ・パチスロを遊んでから、パチンコ・パチスロが好きになりました。大学を中退してからは、アルバイトをしながらパチンコ・パチスロをする生活で、ほぼ毎日のようにパチンコ店に通っていました。当時は4号機の全盛期ということもあり、それなり勝つこともできていたため、2年近くこの生活を続けていました。
しかし、スロットが5号機時代へと移り変わることで、だんだんとパチンコ・パチスロへの熱が下がってきたので、そろそろ就職しようと考え仕事探しを始めました。

就職した大手の通信会社では、auショップの携帯販売を担当していました。選んだ理由は、最初はアルバイトスタートなものの、正社員になれば待遇がよさそうだったからです。
この会社は完全実力主義を謳っていて、実績を上げればどんどんキャリアアップできる会社です。実際に7年間勤務し、最終的にはエリア長になり複数店舗の管理をしていました。
この会社で、尊敬できる人との出会いもありました。それは当時の上司で、とても厳しくて、激しく叱責されることもありましたが、大学に入ってからパチンコ・パチスロをして過ごす生活をしていた自分にとって、礼儀・マナー・社会人の基本を教えてもらって、成長できたのでとても感謝しています。

しかし、その上司が独立という形で会社を退職したことや、会社の謳っていた完全実力主義というシステムが少しずつ変わっていったことで、自分の好きだった会社とズレを感じるようになってしまったので、退職することにしました。退職後は、少しゆっくりしようと思ってすぐには就職しなかったのですが、のんびりしていたら2年近くニートしていました　笑。

その期間に彼女が妊娠したこともあり、再び仕事を探すことに。何の仕事就くかを考えたときに、自分の中には大きく2つのことがあるなと。それは、「パチンコ」と「携帯」。今までこの2つが生活の中心だったので、どちらかの仕事に就きたいなと。その中でも、せっかくなら、新しいことにチャレンジしてみたいと思っていたので、まずは経験したことがないパチンコ店の仕事探しを始めました。

就職活動で重視したのは勤務エリアです。ゆくゆくの転勤は問題ないのですが、身重の彼女から離れることが難しいので、勤務地の融通が利く会社を探しました。パチンコの求人には、希望に近い会社が3社ありましたが、面接で現在の状況を包み隠さずお話して、それも含めて評価して頂けたタツミコーポレーションに入社することにしました。

❚定時に退社できたことにビックリ

もともとパチンコが好きで、パチンコ店に関しては少し理解していたこともあり、入社後の苦労はなかったです。分からないことは自分で予測してから先輩社員に質問して教えてもらったので、業務はすぐに慣れる事ができました。接客に関しても、前職で販売の仕事をしていたことも活かせました。
前職の勤務時間は1日10時間以上が当たり前だったので、タツミコーポレーションでも覚悟していましたが、退勤時間になると、もう今日は終わりだから帰っていいよと。外が明るいうちに帰れたことにビックリしました。

❚40歳までに店長になりたい

入社して1年半で班長に昇格しました。班長になると金銭管理の業務が加わります。とても大きな金額を扱うこともあり、より一層責任感も強くなります。また、新しい仕事を任せてもらえることは自分自身の成長に繋がるので、モチベーションも上がりました。班長になったこと、役職が付いたことで、やっと一つのスタートラインに立つことができたなと感じました。
今後の目標は店長になることです。やっぱりパチンコ店で働く以上は、一つの店舗を任されたい。入社したのが30歳を過ぎてからと年齢的にも遅かったので、40歳までには店長になれたらと思っています。そのために必要なことが何か、しっかり理解できているとは言えませんが、目の前の仕事を着実にこなして、１歩ずつ成長していければその先に店長が見えてくると信じて、日々頑張って仕事に取り組んでいます。