大学卒業後は、営業代行の会社に新卒で入社しました。主な仕事は訪問販売で、インターネット回線の契約や受信料契約などです。入社してすぐに尊敬できる先輩に出会えました。先輩は常に営業成績トップ。この人に追いつきたい、勝ちたいという思いで一生懸命仕事をしたら、半年後に3ヵ月連続で営業成績2位、翌月に1位になりました。先輩からも「よく頑張ったね」と褒めてもらってとても自信になりました。
でも、1位を取ったら心にぽっかりと穴が空いてしまって。燃え尽き症候群みたいな感じでしょうか。寝る間も惜しんで働いて、翌月はゼロから先月と同じことの繰り返し。これを一生続けるのかと考えると、なかなか難しいかもしれない。今思い返すと、あまり頭の中を整理できていなかったように感じますが、1度リセットしたいという気持ちが強くなって、退職することになりました。

ただ、収入がないと生活できないので、会社を辞めたその日に、大学在学中にアルバイトをしていたパチンコ店に、会社を辞めたのでアルバイトで働かせてほしいと頼み、次の日には出勤してました　笑。
そこから3年近くアルバイトを続けましたが、25歳の時に彼女との結婚を考えて就職活動を始めました。5年間パチンコ店で働いた経験を活かしたいと思い、パチンコ店1本に絞っていました。

地元から離れたくなかったので、全国展開していない企業が第一条件。パチンコの求人を見ていたら、2社希望に合う企業があったので応募しました。1社は関東で30店舗近くチェーン展開している企業で、もう1社が大蔵プロパティー。どちらの選考も受けましたが、大蔵プロパティーに入社することになりました。

大蔵プロパティーに入社を決めた理由は、接客意識の高さです。ホームページのスタッフインタビューにあるエピソードには驚きましたね。それは、週2、3回来店される常連のお客様が、大当たりに気付かず帰ってしまったお話です。そのスタッフは、お客様はいないけど、遊技していないと大当たりが終わってしまうので、パチンコ台のハンドルを握って待っていたのですが、お客様は席に戻ってこなかったそう。恐らく大当たりに気付かずに帰ったのだろうと考えて、その出玉を保管して、次回来店された時にお渡した。という内容ですが、これを社員が自分の判断で出来る裁量の大きさや、お客様を一番に考えることが根付いているからこそとれる行動に魅力を感じ、この会社で働きたいと思いました。

❚1日1人お客様のお顔とお名前を覚えました

入社して最初の目標は、1日１人お客様の顔とお名前を覚えることです。例えば、お客様が来店された際には、「いらっしゃいませ」ではなく、お名前も添えて「○○様いらっしゃいませ」とご挨拶するのが理想です。この接客をするには、よく来店してくださるお客様の顔とお名前を覚える必要があります。一気に覚えるのは難しいので、1日1人と決めて、コツコツ覚えていきました。実際に100人覚えた頃から、お客様とコミュニケーションも増えて、仕事が上手くいくように。
お客様によっては好みも一緒に覚えているので、例えば「いつものドリンクお願い」とお使いを頼まれたら十分。お客様に楽しく過ごして頂くために、この引き出しをもっと増やしていきます。

❚目指すはマネージャー。日々勉強中です

大蔵プロパティーでは仲間評価というものがあります。それは、自分以外の社員、アルバイトスタッフが自分を評価する仕組みのこと。実は、光栄なことに、全社員の中でトップの評価を頂きました。特に嬉しかったのは信頼関係の項目が満点だったこと。仲間から認めてもらえたことは嬉しいし、何より自信になります。
良い評価を頂いたこともあって、1年半でアドバンストレーナーという役職に昇格しました。史上最速の昇格らしいので、その評価を汚さないように、もっと力を付けたいです。
目標は今より3つ上の役職のマネージャーになること。そのためにも1つ上のシニアトレーナーになるべく勉強中。もちろん、シニアトレーナーへの昇格も史上最速を目指しています！