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▮ 東京都のパチンコ情報

東京都にはパチンコ店（遊技場店舗）が605店舗あり、全都道府県の中で最多。全国の総店舗数の約7.8％にあたるパチンコ店が東京都に集中していて、日本で一番のパチンコ激戦区と言うことができます。
ただし、2000年と比べて2022年の店舗数は約40％まで減っていて、この減少率は千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府、福岡県よりも高く、全国でワースト1位。
パチンコ激戦区であるがゆえに、店舗の淘汰も激しいことがうかがえます。

■東京都の店舗数
2000年…1,514店舗
2012年…1,091店舗
2022年…605店舗

エリア別に店舗数を見ると、23区西部エリア（新宿区、豊島区など16区）が最も多く、次いで23区東部エリア（台東区、墨田区など7区）、多摩北部エリア（立川市、武蔵野市など）、多摩南部エリア（八王子市、町田市など）、多摩西部エリア（青梅市、あきる野市など）の順で続いています。
店舗数が30前後あるのは板橋区、足立区、葛飾区、江戸川区、大田区、八王子市などです。

東京都の遊技機械（パチンコとパチスロなど）の設置台数は約25万台で大阪府に次ぐ全国2位でしが、3位の愛知県とは僅差。
2000年から2022年にかけての台数の減少率は東京都の方が大きく、このペースが続くと近いうちに総設置台数は3位に転落する可能性があります。

■東京都の遊技機の設置台数
2000年…367,707台
2012年…351,533台
2022年…247,673台

また、1店舗あたりの遊技機械の設置台数は愛知県、福岡県、埼玉県、大阪府、千葉県、北海道などに次ぐ約410台となっています。大型店舗の多い東京都とはいえ、昔ながらの小規模店舗も各地に残っており、全体的な店舗数の多さが影響していると言えるでしょう。

近年は全国的に小規模店舗の休業や廃業が増え、新規出店やリニューアルによる大型店舗の増加が目立っており、東京都においても、1店舗あたりの遊技機械の設置台数は大幅に増えています。

■1店舗あたりの設置台数
2000年…243台
2012年…322台
2022年…410台

東京都に本社を置く主なパチンコホール企業は「ダイナム」の㈱ダイナム、「ガイア」の㈱ガイア、「トワーズ」の㈱オザム、「MGM」「ロイヤル」の㈱一六商事HD、「ベガスベガス」の㈱ベガスベガスなど。
その中でも、ダイナムやガイア、トワーズは都内の激戦区をはじめとして各エリアへ積極的に店舗を展開しており、都外に本社を置くパチンコホール企業では「マルハン」の㈱マルハン、「D’ステーション」の㈱NEXUSなどの出店が目立ちます。

日本で一番のパチンコ店舗数、遊技機の設置台数を誇っているため、求人数も非常に多い東京都。幅広い客層がいることから、業界経験やパチンコ経験を問わず、接客が好きな人やコミュニケーションを取るのが好きな人を募集している傾向が高いです。
スタッフの接客がしっかりしている店舗は多くのお客様が入り、常連につながる可能性も高く、店内に入ってみると「明るい」「活気がある」と感じるなど、人気の店舗になる理由が一目で分かることでしょう。

※令和4年全国遊技場店舗数及び機械台数（警察庁発表）より