就職、転職などで新しい会社に入り、最初に行う自己紹介。ここであなたの第一印象は決まります。どんなに熱い想いを持っていても、それを口にすることができなければ、相手にはしっかりと伝わりません。逆に、一番初めの挨拶がきちんとできれば、あなたの印象はとても良いものになるでしょう。職場の人たちに早く名前を覚えてもらうため、職場に早く馴染むためにはどのような自己紹介をすれば良いのでしょうか。

1. 身なりを整えて、いざ自己紹介！

　自己紹介の前には、まずは身なりを整えるようにしましょう。だらしない格好をしていては、自己紹介を聞く前に「期待できないな」と思われ、あなたの自己紹介にしっかりと耳を傾けてくれない可能性があります。スーツがしわくちゃだったり、シミなどができたりしてはいないでしょうか。寝癖や顔のテカりは大丈夫でしょうか。靴はきちんと磨かれているでしょうか。男性ならば、ヒゲの剃り残し、女性ならば、ストッキングの伝線などが特に要注意です。

　自己紹介の基本は、まず身なりからということを覚えておいてくださいね。

2. 基本に則りつつも、自分らしさをプラス！

　自己紹介には基本事項があります。それは、①氏名、②配属先、③前職での仕事や専門分野、④出身地などのことです。このような基本事項を抑えつつ、⑤あなたの特技や趣味、休日の過ごし方などを交えて話をすれば、人々はあなたに対して親しみやすさを感じてくれるようになるでしょう。

　あなたの好きなものの話ならば、緊張がほぐれて自分のペースに持っていくことも可能ですよね。出身地にまつわる小ネタを持っておくのも良いかもしれません。

　また、⑥仕事に対する抱負、⑦ご支援やご指導のお願いなどを伝えることも忘れないようにしてくださいね。

3. 長々だらだらは厳禁！

　どんなに熱意があるからといって、いつまでも喋り続けていては良い印象は与えません。学生時代を思い出してみてください。朝礼のとき、長々と話し続ける校長先生はいませんでしたか？何か良いことを話しているはずなのに、全然頭に入ってこない…早く終わって欲しい…そんな経験はなかったでしょうか。

　スピーチ上手になるためには、短く簡潔に分かりやすく伝えることが大切です。これは入社時の自己紹介だけでなく、社会人として生活する中で非常に重要なポイントですので、ぜひ心がけるようにしてみてください。

まとめ

　就職や転職での入社時の挨拶で大切なことは、まずは身なりを整えることです。視覚的に説得力を持たせることで、その後あなたの話をきちんと聞いてくれるようになります。

　肝心の自己紹介ですが、①氏名②配属先③前職での仕事や専門分野④出身地⑤趣味や特技、休日の過ごし方⑥抱負⑦支援や指導のお願いなどを伝えるようにしましょう。出身地やプライベートにまつわる小ネタを少しだけ挟むことがコツです。

　また、必要以上に話は長くならないようにし、簡潔にテンポ良く話をすることを心がけましょう。自己紹介で良い印象を与えられるように、話す内容を事前に考えておくようにしましょうね。