朝起きて、時計を見たら…家を出る時間だった！なんて経験をしたことはないでしょうか？

　今から用意しても絶対間に合わない…そんなとき、あなたがとるべき行動とは！？

　今回は、寝坊して会社に遅刻しそうになった際の、最低限のマナーについて考えていきたいと思います。

１．まずは連絡

　「もう間に合わない！」と思ったら、まずは会社に一方入れるのがマナーです。

　基本的にメールではなく電話で連絡を入れるようにしましょう。ただし、まだ上司が出社いない時間や、通勤途中で電話に出られない状況であることが予想される場合であれば、最初にメールで連絡を入れるのもひとつの手です。会社それぞれでマニュアルがあるかと思いますので、それに従って一報を入れるようにしましょう。

２．到着時刻を伝える

　会社に連絡を入れる際、おおよそでいいので、到着予想時刻を伝えましょう。「●時頃到着予定です」「◯時に到着予定ですが、この時間より遅くなってしまいそうな場合は再度連絡いたします」など…。何時に到着できるかを伝えるだけでも、ぐっと印象は良くなりますよ。

３．理由は事前にいくつか用意しておく

　寝坊が原因で遅刻する際は、理由をバカ正直に言う必要はありません。ある程度は事前に遅刻の理由を考えておくようにしましょう。最も無難なのは、頭痛や腰痛などの「体調不良」です。しかし、あまりにも大きな嘘をついてしまうと、後々の辻褄合わせが面倒になるのでやめましょう。

　また、「診断書」の提出を求められることもあるかもしれませんから、注意しなくてはいけません。嘘が苦手な人は、中途半端に下手な嘘をつくくらいならば、いっそ寝坊という理由を言ってしまう方が、心が楽になることもあるかもしれませんね。

４．寝坊はしないに限る

　人間ならば、生きていれば失敗をすることもあります。ですから、社会人になってから寝坊の1回や2回くらいはあっても仕方のないことなのかもしれません。ただし、それが頻繁に起きるようになるとどうでしょうか？

　言わずもがなかと思いますが、あえて言うならば、職場でのあなたに対する信頼度が大きく下がります。また、下手な嘘をついているのがバレたらどうでしょう？「どうしようもない奴」というレッテルを貼られてしまう可能性もあります。そうならないために、睡眠時間はしっかりととり、できるだけ朝は万全な状態で迎えるようにしましょうね。

まとめ

　寝坊が原因で会社に遅刻しそうになった際は、①まずは会社に連絡②その際は何時に到着できるかを伝える③理由も伝えることが最低限のマナーです。しかし、一番大切なのは、「寝坊をしないこと」です。毎日夜更かしはせず、きちんと十分な睡眠をとるようにし、目覚まし時計が鳴る前に目が覚める…というような、清々しい朝の迎え方ができるようになるといいですね。