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状況別!梅雨を快適に過ごすアイテム3選
2016年08月02日(火)
毎年、日本に住んでいる以上は避けては通れない「梅雨」。ジメジメの湿気がまとわりつくような毎日に、うんざりしている人も多いのではないでしょうか。
実際、とあるインターネットサイトで行われた「梅雨にストレスを感じる瞬間はいつ?」というアンケートでは、洗濯物が乾かない、髪型がまとまらないなど、上位がどれも湿気に関係するものでした。当然といえば当然のアンケート結果ですが、「梅雨だから仕方ない」とあきらめている人も多いかもしれませんね。
そこで今回は、手軽なものから家電まで、いや~な梅雨を乗り切るために、状況別の便利アイテムを5つご紹介していきたいと思います。
・布団の湿気には「アイロン」
布団の湿気にもっとも有効なものといえば「布団乾燥機」が一般的ですが、持っていないよという人も多いはず。そこで、布団乾燥機よりも手軽に使えるのがアイロンです。
アイロンを敷布団にあてていくだけ。たったこれだけで、熱により湿気を乾燥させ、さらには布団の表面近くにいるダニなら撃退できてしまうのです。
注意点としては、布団内部の湿気までは乾燥させられないので、どうしても湿気が気になる人は、布団乾燥機を選びましょう。
・部屋干しはお風呂場で「除湿機」を
最近では浴室乾燥機能がついているマンションやアパートも増えてきましたが、自分の家には設置されていないよという人もたくさんいます。そこでおすすめしたいのが「除湿機」。しかもお風呂場で使用するのがポイントです。
なぜお風呂場なのかというと、リビングなどで使ってしまうと、部屋が広いため、湿気を集めきれません。お風呂場ならば、広くはないので、うってつけなのです。ちなみに、除湿機には「コンプレッサー方式」「デシカント(ゼオライト)方式」の2種類が存在します。コンプレッサー方式は、空気を冷やして水分を取り除く方法です。湿った空気を冷やして湿気を水滴に変え、空気を乾燥させていきます。
一方でデシカント(ゼオライト)方式は、除湿機内のゼオライトに空気を通過させ、そこで水分を吸い取り空気を乾燥させる方法です。
2つの方式の大きな違いは、室温の上昇率の違いです。コンプレッサー方式は室内の温度が1度から2度ほど。デシカント(ゼオライト)方式は、3度から8度ほど室温が上昇します。除湿をしつつ、熱で洗濯物を乾かしたいなら、後者を選びましょう。
・部屋干し用洗剤の前に「洗濯槽クリーナー」
梅雨の時期になるとなにかと出番が多いのが部屋干し用洗剤ですが、使ったにも関わらず洗濯物が臭う…なんて経験もしばしば。実はそれ、洗剤の効果云々よりも、梅雨の湿気によって洗濯槽に繁殖したカビが原因かもしれません。
洗濯槽のカビを退治したいときは、洗濯槽クリーナーを使いましょう。これでカビもすっきりするはずです。ちなみに、洗濯槽クリーナーを使うときは、お湯を使うという人がいますが、最近の商品は水でもお湯でも同じ効果を得られます。さらにはあまりに高温のお湯を使ってしまうと、洗濯槽を痛めたりするので、水を使いましょう。
・まとめ
毎年、梅雨にはうんざりしている人も多いと思いますが、今回紹介したアイテム以外でも、梅雨を乗り切る便利グッズはたくさん存在します。せっかくですので、それらを探してみたり、アジサイを眺めて心を落ち着かせたりなど、梅雨には梅雨の良さがきっとあると思います。
自身の気の持ち方ひとつで変わってくる部分も多くありますので、せっかくならば、梅雨を楽しんでみてはいかがでしょうか。