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どうしてパチンコ企業には多角経営が多いの?
2016年06月25日(土)
「多角経営」という言葉を知っていますか?
「多角経営」とは、ひとつの企業が数種類の業種を同時に経営することを指します。
現在、パチンコホールを運営している企業では、パチンコ事業のみならず、ゲームセンターやボーリング、カラオケなどのアミューズメント事業、飲食事業、ホテル事業、フィットネス事業、不動産事業など…さまざまな事業を運営していることが多くなっています。
なぜ、ホール運営だけでなく、さまざまな事業を同時に運営するのでしょうか。今回は、パチンコ企業の多角経営のメリットについて考えていきたいと思います。
メリット1.利益の変動を抑えられる
多角化することで、時代の流れや予期できぬ要因による企業収益の変動が低く抑えられるというメリットがあります。ひとつの事業の収益が悪化してしまったとしても、他の事業でカバーできることもあるのです。一方、単一経営の場合、その事業の収益が悪化してしまった場合、企業全体の収益が悪化してしまいどうしようもありません。
多角経営はいわば、全体の収益を守るための保険のような機能を担っていると考えても良いでしょう。
メリット2.相乗効果が望める
経営を多角化するにあたって、新しいノウハウや専門知識が必要になってきます。そこで吸収した知識や新しい考え方を活かして、既存の事業に良い影響を与えることもあります。
もちろん、すでに培ってきた経験が新しい事業に役立つこともあります。既存の事業と新しい事業の相乗効果で、会社に新たな利益を生み出す可能性があるのです。
メリット3.未利用資源の活用
多角化することで、それまでの事業活動で蓄積されてきたものの、充分に利用されていなかった資源を活用することができます。資金はもちろんのこと、手の空いている人材を活躍させる場を設けることもできるのです。しかし、余剰人員を集めるだけでは事業は成功しません。適切な人員を中心に据える必要もあると言えるでしょう。
番外編・関連型多角化と非関連型多角化
多角化を大きく分類すると、既存の事業と何らかの関係がある事業に進出する関連型多角化と、全く関係のない事業に進出する非関連型多角化があります。関連型多角化の場合は、既存事業と新規事業のより大きな相乗効果を期待することができますが、リスクは分散されにくいと考えられます。
一方、非関連型多角化の場合は、相乗効果はあまり期待できませんが、リスク分散の効果は大いに期待できるでしょう。
まとめ
パチンコホールを運営している企業では、現在、パチンコ事業の他にさまざまな事業を運営していることが多くなっています。
経営を多角化するメリットとしては、①利益の大きな変動を抑えられる②既存事業と新規事業の相乗効果が望める③未利用資源を活用することができることが挙げられます。さまざまな事業を戦略的に行っていくことで、さらなる企業の拡大、及び安定を手にすることが可能になるのです。