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退職はスムーズに、入社後はしっかり成果を出す。そのイメージを持って転職活動を。
2022年04月18日(月)
□ 目次
退職を伝える、退職届を提出する
新しい会社に入社!まずは…
そして、キャリアアップ・収入アップを叶える!
現職を続けながら転職活動を行い、やっと内定が出た…というところで待っているのが「退職を伝える」ことです。いい職場であったのなら当然のこと、不満が多い職場であっても、最後くらいは良い気持ちで過ごしたいものですね。
そして、実際に入社したらもちろん活躍しないといけませんし、社風・組織に馴染むことも大切。転職はあなたのこれまでのスキルを買って、期待している側面もあると思います。成果を出すために行動すること、どうやって評価されキャリアアップするか。そこまで見据えた転職活動であってほしいと思います。
退職を伝える、退職届を提出する
まず退職の意思は、直属の上司に口頭で伝えましょう。上司よりも前に同僚などに話すのはマナー違反。気を付けてください。
そして、上司に伝えるときに大切なのが「もしかしたら退職するかもしれません」など、あやふやな表現を使わないことです。中途半端な伝え方をすると、引き止められる可能性が大きいので、「退職します」と「確固たる意志を持っている」ということをアピールするようにしましょう。
基本的に一度「辞める」という意志を伝えれば、撤回する道はよっぽどのことがない限りないと思っておいた方がいいです。特に内定を受けてから退職の意を伝える場合、必ず退職することになるので、はっきりと伝えるようにしましょう。
上司に退職の意志を伝えたら、退職日を決定します。退職が正式に認められたら、退職願か退職届を出すようにしましょう。
退職願は「退職させてください」とお願いする意味があります。一応「お願い」なので、後から撤回することも可能です。一方で退職届は「退職します」という届け出です。一方的に宣言するようなものなので、後から「やっぱ辞めます」とはできないと考えておいた方がいいです。
基本的に「退職願」を出すのがいいでしょう。
退職願を出したら、業務の引き継ぎを行っていきましょう。資料を作るときは自分の業務をまったく知らない人に引き継ぐ気持ちで、懇切丁寧に一から説明していくことが大切です。特にデータファイルの場所などは丁寧に抜けがないようにまとめましょう。また、クライアント企業の担当者や連絡先もしっかりと引き継いでおかなくてはいけません。
実際に次の担当者がわかっている場合は、一緒に確認していくようにするといいでしょう。
引き継ぎ業務もすべて終わったら、机やロッカー回りを綺麗に片付けるようにしましょう。最終日にバタバタとものを持ち帰ることがないように、事前に少しずつ持って帰ったり、捨てたりすることが大切です。
新しい会社に入社!まずは…
転職先が決まり、いざ新しい会社に入社!楽しみな気持ちもあるかもしれませんが、不安な気持ちやドキドキ感の方が大きくなってしまいがちです。何度転職をしていても「新しい環境に馴染めるだろうか」「どんな人がいるのだろうか」とそわそわしてしまうのは仕方がないこと。
新しい環境に馴染むために、まず意識してほしいのが、「元気な挨拶」です。何事もスタートは挨拶から! どんなに緊張していても、挨拶だけはしっかりしてほしいと思います。
挨拶がきちんとできていないと、「何だか嫌な感じだな」と思われてしまったり、「とっつきにくい雰囲気だな」と思われてしまったりして、マイナスな印象を与えることになってしまいます。職場の人には、今後、多かれ少なかれ迷惑をかけてしまうこともあるので、「よろしくお願いします」の意味も込めて、元気に挨拶するようにしましょう。
当然のことだと思うかもしれませんが、「職場に早く馴染みたい」という気持ちが先行してしまって、仕事を疎かにしてしまわないようにしてください。
仕事についての質問を積極的にしていくのはいいですが、プライベートについての質問をしつこくしたり、職場の人の噂話にノリノリで乗っていったりするのはやめましょう。
特に、プライベートな話は、時間が経てば、徐々に話してくれるようになるので、それまではしっかりと仕事を覚えるようにすることが大切です。
誰かに声をかけられるのを待っているのではなく、自分から積極的に行動していくようにしましょう。最初なので、何でもかんでもできるわけではないですから、まずは雑用などからやっていくといいです。もちろん、何も言わずに勝手にはじめるのはNGです。「これをやってもいいですか?」「何かすることはありますか?」などと、一声かけて行動するようにしましょう。
また、仕事も教えてくれるのを待つのではなく、常に能動的に考えて、自分から行動していくようにしてください。「積極性」を見せることで、職場の人からは、「この人はやる気のある人だ」「職場にいい影響を与えてくれそうな人だ」と好印象を持たれるようになります。
そして、キャリアアップ・収入アップを叶える!
思い描いた通りにキャリアアップしていかない、昇給していかない…と悩んで、転職活動に踏み切った人もいると思います。「キャリアアップしたい」と言っても、具体的な行動に移せていなければ意味がありません。しっかりとキャリアアップのための土台を築けているかどうか、見直してみてください。
例えば、新しい会社に見合ったスキルがきちんと身についているか、必要な資格は取れているか…などです。これらが足りないならば、入社前から勉強するべきです。
また、新しい会社の上司・役職者の仕事内容を確認しなくてはいけません。上に上がるには、評価されているモデル人材の真似をすることが大切です。
キャリアアップしたい、と思うのは既存社員も同じです。しかし、そこにどれほどの思いがあるのかで、本当にキャリアアップできるかどうかが決まります。「給料が上がるように」「とりあえず上の立場になれるように」「何となく」という気持ちではいつまで経ってもそのままです。あなたの仕事に対する姿勢や、目的のためにきちんと努力し続ける力について、もう一度確認してみてください。
自分の今置かれている立場を嘆き、愚痴を言うばかりでは、何も変わりません。「キャリアアップ」をゴールにせず、通過点と捉えることが大切です。仕事を通して何を成し遂げたいかを考えて、変化を恐れずに突き進んでいくようにしましょう。
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