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知っていますか?「月給」と「月収」の具体的な違い

2020年12月28日(月)

言葉は似ているが意味は異なる

求人情報を見ると、「月給」と「月収」が併記されている場合があります。
言葉としては、どちらも「月の給料(収入)」という意味で一緒のように感じますが、実際には異なっています。
では、その違いを皆さんは説明できますか?
入社した後に「金額が想定とは違う!」とならないように、「月給」と「月収」の違いを覚えておきましょう。

「月給」とは、毎月固定で支払われる賃金のこと

月給は、基本給と固定手当を足したもの。
基本給は年齢や勤続年数によって決まる「ベースとなる賃金」のこと。固定手当は、役職手当や住宅手当など、毎月決まって支払われる手当です。
残業手当など、その月によって変動する手当はここに含まれません。
つまり、月給は「毎月必ずもらえる賃金」と言い換えてもいいでしょう。

「月収」とは、1ヶ月の総支給額のこと

月収は、前述の月給に変動手当を足したもので、いわゆる「1ヶ月の総支給額」。
変動手当の代表的な例は、月の稼働時間によって支給額が変わる「残業手当(残業代、時間外手当)」です。
つまり、月収は「月給+固定手当+変動手当」なので、基本的に月給よりも大きな額になります。ただし、求人情報で「月収○万円も可能」と書かれている場合はあくまでも一例であり、その月収が保証されているわけではないので注意しましょう。

月給や月収と異なる「手取り」って何?

月給や月収と共に「手取り」もよく聞く言葉です。
この手取りは、総支給額から社会保険料(健康保険料、厚生年金保険など)や税金(所得税、住民税など)を引いたもの。つまり、実際に手元に入ってくる金額を指します。
社会保険料や税金以外に、社員旅行費や親睦会費などの積立金が天引きされる場合もあり、年収が高いほど税率も高くなる仕組みなので一概には言えませんが、「手取り=総支給額の約8割」をイメージしておくといいでしょう。

・月給20万円なら手取りは約16万円
・月給30万円なら手取りは約24万円
・年収300万円なら手取りは約240万円
・年収500万円なら手取りは約400万円

就職活動や転職活動の際の注意点

求人票に書かれている月給と月収の差が大きい場合は、変動手当が手厚いと言える一方、「例に挙がっている月収を必ずしも得られるわけではない」と理解しておく必要があります。
また、面接などで「月の希望給与はありますか?」とか「前職の給与はいくらでしたか?」
と聞かれた場合は「手取り」ではなく、残業代などを含めた「総支給額」で答えるのが一般的です。
ただし、残業代などの変動手当の詳細が分からず、ピンとこない場合は、「残業代などの変動手当を除いて月に○万円」と答えるのもいいでしょう。

まとめ

月の収入を「月収」で考えるのか、「手取り」で考えるのかによって、生活スタイルは大きく異なります。
求人情報に書かれている各種手当や福利厚生の欄をチェックするのも大事ですが、まずは「月給」「月収」「手取り」の違いを理解し、自身の収入をきちんとイメージしながら就職活動に臨みましょう。

 

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