多くの人が抱える「希望の求人が見つからない」という悩み

就職活動をするなかでピンとくる求人が見つからないと感じる人は多いものです。
希望する業界や職種を決めていても、数多くの企業情報や求人情報を目にすると、迷いが生じるのは仕方ないことかもしれません。
そうしたなかで自分にピッタリ合った企業や求人を探し出すにはどうすればいいのかを、今回はいくつかのポイントに分けてご紹介します。

なぜ、希望の求人が見つからないのか

希望の求人がなかなか見つからない人は、次の2つの理由が考えられます。
1つ目は、自身の考えが定まっていないこと。希望条件やNG項目がしっかりと固まっていないので、いろんな求人情報を目にするたびに心が揺らいでしまうのです。
2つ目は、理想が高すぎること。「あれもこれも」と欲張っていると、求人企業を1つに絞ることができなくなってしまいます。
では、希望の求人が見つからないときは何をすればいいのかを具体的に見ていきましょう。

その1：希望条件の優先順位をつける

優先順位が高いのは「給与・待遇」や「評価やステップアップの透明性」なのか、「企業規模や事業戦略」「職務内容」なのか。それを決めるだけでも求人企業を絞る大きな手段になります。
もっとも優先順位が高い希望条件を満たしている企業に目星をつけ、2番目に優先順位が高い希望条件を満たしている企業はどれかを見ていき、次は3番目を……という作業をしてみましょう。

その2：自分のスキルを見直す

自分の長所や短所、これまでの人生で培ってきたスキルを改めて見直すことも大事です。
それによって就職後の自分がどんなことで力を発揮できるのか、どんな資質をさらに伸ばしていけるのかが見えてきます。
また、求人企業が求めている人材・スキルに自分が合っているのかどうかを確認するのも、選考を勝ち抜くポイントになるでしょう。

その3：10年後の自分を想像する

将来、自分がどうなっていたいのかを想像してみましょう。おのずと自分に足りないものが見つかるはずです。
そうしたことが「この企業でスキルを伸ばす」「この企業でこんな経験を積む」という具体的なキャリアプランにもつながっていくでしょう。
短期的な目標も大事ですが、同時に長期的な目標や計画を立ててみると、今後の自分がどんな道を歩んでいけばいいのかが、いっそうハッキリと見えてくることになります。

まとめ

今回は3つのポイントを挙げましたが、「10年後の自分を想像すること」はとても大切です。10年の間に業界や市場に大きな変化があったり、自身にも結婚などさまざまなイベントが起きたりするかもしれません。
しかし、きちんと先を見据えておけば、その時々において方向の修正が効き、仕事へのモチベーションを保つことができます。
希望の求人に出合えないときも、焦って行動することなく、今回ご紹介した3つのポイントを1つずつ確認していくといいでしょう。

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