パチンコの求人お役立ち情報
- パチンコの求人TOP>
- サポートセンター更新情報>
- 転職成功のコツ>
- 社会保険って何?知っておきたい基礎知識
社会保険って何?知っておきたい基礎知識
2020年02月17日(月)
あなたは答えられますか?
「社会保険って何?」と聞かれて、加入条件からメリット・デメリットまで完璧に答えられる人は社会人でもなかなかいないでしょう。もちろん、制度の詳細まで暗記する必要はありませんが、どのようなものなのか知っておくことは大切です。
今回は、誰もが何となく知っているようで詳しくは知らない「社会保険」についてご紹介したいと思います。
社会保険って何個あるの?
社会保険は「4個」と解説する人と、「5個」としている人がいます。どちらが正解かというと、どちらも間違いではありません。では、ひとつずつ見ていきましょう。
<1>健康保険
自営業者などが加入する国民健康保険に対して、民間企業の社員が加入するのが「健康保険」です。国民健康保険には付いていない出産手当金や傷病手当金などの給付制度があります。
<2>厚生年金保険
すべての国民が加入する国民年金に上乗せして受け取れるのが「厚生年金」です。納める保険料は国民年金よりも多くなりますが、その分だけ、将来的に受け取れる年金額も増えます。
<3>労働者災害補償保険(労災保険)
通勤中や業務中に従業員が怪我や病気をした際、本人や家族に給付金が支払われる制度です。
<4>雇用保険
従業員が失業した場合に給付金が支払われる制度です(一定期間内)。失業保険とも言います。
<5>介護保険
満40歳以上の人が加入する保険です。65歳以上の要介護認定または要介護支援認定を受けた人、40歳以上64歳でも特定の疾病により要介護認定を受けた人が一定の負担額で介護サービスを受けることができます。
なお、健康保険と厚生年金保険を合わせて「社会保険」、労働者災害補償保険と雇用保険を合わせて「労働保険」と呼ぶ場合があります。
また、「社会保険完備」とは「健康保険+厚生年金保険+労働者災害補償保険+雇用保険」の4つすべてに加入することを指す場合がほとんどです。
社会保険のメリット
健康保険、厚生年金保険、介護保険の3つは保険料の半分を会社が負担してくれます。自営業の場合、国民健康保険と国民年金の保険料は自分で全額負担する必要があるため、将来受け取れる年金額の多さも含め、社会保険のメリットは大きいでしょう。
ちなみに、労働者災害補償保険の保険料は会社(事業主)が全額納めるため、社員(労働者)が負担する必要はありません。
雇用保険の保険料は会社と社員の双方が払いますが、完全な折半ではなく、会社の負担額の方が少し多くなっています。
また、社会保険は正社員が加入するものだと考えている人も多いはずですが、1週間の労働時間や1ヶ月の労働日数によってはパート・アルバイトも加入することができます。
なお、配偶者の被扶養者から外れて社会保険に加入する場合は、デメリットが生まれることもあります。
配偶者の被扶養者であるためには年収130万円未満でなければいけません。被扶養者でいた方がいいのか、もっと稼いで社会保険に加入した方がいいのかは年収によって変わります。その境目は約150万円とも言われており、年収約150万円以下であれば社会保険に加入せず、配偶者の被扶養者でいた方が得だという試算があるようです。
まとめ
社会保険とは「あればうれしいもの」というざっくりとしたイメージを持っている人が多いはず。その認識で、ほぼ問題ありません。
社会保険は、保険料の負担や将来受け取れる年金額のメリットを考えるまでもなく、安心して働くための保障ですから、完備されているに越したことはないでしょう。
「就職・転職について相談したい」「パチンコ業界について知りたい」「自分に合った求人がわからない」などのご相談がある方、お気軽にパチンコの求人サポートセンターにお問い合わせください。 -WEBで相談 -電話で相談
- カテゴリー : 転職成功のコツ