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必ず知っておきましょう、退職時のマナー

2017年09月22日(金)

 退職を決めた時、会社にはしかるべき方法で退職の意を伝える必要があります。気まずい思いや、「どうでもいい」と思いが湧いてくることがあるかもしれませんが、立つ鳥跡を濁さずという言葉にある通り、最後は特に気合いをいれて、しっかりと動くようにしましょう。
人によってはその後に転職活動をする方もいるかと思いますが、働きながら転職活動をする人も少なくはありません。そういった方も本格的に転職先が決まる直前には、退職の意を伝えているものです。
気持ち良く最後まで過ごせるように、今回は、退職時のマナーについて考えていきたいと思います。

 

1. 退職の意を伝えましょう
 「退職をする」と決めたら、まずは直属の上司の連絡するようにしてください。いきなり退職届を出したり、ないとは思いますが、みんなが見ている前で話を切り出したりすることはNGです。
タイミングは、退職をする1ヶ月ほど前がいいでしょう。会社である程度決まっていることがあるかもしれませんので、しっかりと規約を見たり、以前退職した人がどうだったか思い出したりしておくといいです。
また、有給休暇の消化もあるでしょう。もちろん、余っている有給休暇を使うことは当然の権利です。しかし、「辞める」と伝えて、すぐ有給休暇を使って、最後の日まで過ごす…なんてことはないようにしましょう。

 

2. 退職理由は「一身上の都合」
 退職の理由は、「一身上の都合」で問題ありません。または、「前から興味があった分野に挑戦してみたいから」など、前向きな理由を伝えるようにしてください。くれぐれも、「人間関係が悪いから…」「給料が低いから…」などと言うのはやめましょう。心証が悪いというのもありますが、引き止められる可能性も出てくるからです。
また、もし家族の介護や自身の病気などの場合は、それを伝えた方がスムーズです。ただし、退職後もどこで一緒に仕事をするか分からないので、下手に嘘をつかない方がいいでしょう。

 

3. 退職願を提出しましょう
 退職の話がまとまった後、ここでやっと退職願の出番です。
「退職願」は、「退職させてほしい」とお願いするためのもの。提出後に撤回することも可能です。しかし、上司や同僚との間にしこりが残ることも考えられますので、よっぽどのことがない限り、撤回することは考えないでください。
一方で、「退職届」は、一方的に「退職します」と宣言するためのものです。提出後には原則撤回することはできません。なので、退職届を出すのは、会社側と退職交渉がまとまり、求めに応じて提出する場合や、何が何でもその職場を辞めたい場合です。
波風を立てずに退職交渉を進める場合は、「退職願」を提出するようにした方が無難だといえるでしょう。

 

まとめ
 退職の意志が固まったら、(1)直属の上司に退職の意を伝える(2)退職願を出すようにします。そして、その後、引き継ぎ業務をしたり、身辺の整理をしたり、有給を消化したりしましょう。
サポートセンターから一言添えるなら、どの業界もそうですがパチンコ業界も狭い業界です。例えばパチンコホールAで正社員として働いていた人が、隣町のパチンコホールBに転職した後、B店で働いていた人がパチンコホールAに転職するなんてことも少なからずあり得ます。なので、退職することを自慢げに語ったり、険悪な退職の仕方をしないようにした方が、自身の今後のキャリアのためと言えるでしょう。
社会人としてマナーを守った円満退職に努め、気持ちの良いスタートを切るようにしましょう。

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