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進化し続けるパチンコ店のマーケティングツール

2023年07月17日(月)


パチンコ店員の仕事の一つに「頭取り」というものがあります。これは、数十年も前から慣例で行われているパチンコ店の市場調査のこと。近隣店舗、競合店舗に足を運んでお客さんの数や稼働状況をチェックすることを指します。
しかし、何事においても効率化やデジタル化が進む現代において、全国のホールデータをクラウド上に集め、各種詳細データを提供する有料サービスも始まっています。

そこで今回は、昔ながらの「頭取り」と進化を続ける現代のマーケティングツールについて解説していきたいと思います。

他店へ足を運んで行う「頭取り」

パチンコを打っていると、競合店のジャンパーを着た人が来て店内をチェックしながら手元のメモに何かを書き込んでいる、なんて姿を見たことがあるはず。
1日数回、毎日決まった時間にライバル店へ足を運び、稼働状況をチェックする「頭取り」は主に以下のような項目を確認しています。

・お客さんの数、年齢層、性別
・新台の導入状況
・各台、各シマの稼働状況
・看板機種は何か

こうした部分をチェックして自店舗と比べたり、エリア内の傾向をつかんだりして営業戦略に役立てるのです。
また、先週や先月と比べて著しく客付きが良くなったり、悪くなったりといったことが目につけば、その原因がどこにあるのかを分析することも自店舗の運営において非常に有用になります。

競合店へ足を運ぶ必要のない便利なツールが登場

近隣店舗へ足を運んで「頭取り」を行うパチンコ店が多い一方、現在では全国の加盟店のデータをもとに様々な項目について分析・提供する有料サービスがあります。
アナログな「頭取り」はメモに取ったものをエクセルに入力する手間がかかり、その際には入力ミスの危険性がありますが、オンラインデータサービスだとホールコンピューターと連動しているので、入力忘れや入力ミスの危険性が解消されます。
データは自動入力なので、「頭取り」に行く必要がなくなり、他店舗調査にかかる時間や人件費の面で大きなコスト削減ができるのです。

ビッグデータを活用するメリット

アナログな「頭取り」は基本的に足を運んだお店のデータしか手に入れることができません。
しかし、オンラインデータサービスを使えば、加盟している全国のホールのデータが瞬時に集計され、リアルタイムで色んな地域や各機種の情報を得ることができます。
主な入手可能データは以下のようなものがあります。

・近隣商圏における前週比、先月比の稼働データ
・部門別全国ホールランキング
・貸し玉やスペック別の遊技人口推移
・全国における人気機種ランキング
・各機種の詳細分析
・各ホールの増台、減台、撤去台情報
・提携コンサルタント会社によるレポート

こうした各種データによって、人気機種や稼働状況といった業界全体の流れだけでなく、増減台やシェア率といった短期間の小さな変化までもつかむことができ、経営戦略を立てる上で大いに役立つのは言うまでもないでしょう。

まとめ

アナログな「頭取り」は実際にパチンコ店へ足を運ぶため、無機質な数字だけではわからない、店内の空気感をつかむことができるというのがメリットと言えます。
とはいえ、調査のために店員の時間が取られ、データの集計・分析にも時間がかかってしまうというのがデメリットです。
流行り廃りをいち早くつかみ、自店舗の機種構成や運営戦略にスピード感を持って反映させることが求められるパチンコ業界。その意味でも、「各種詳細データの入手」と「コスト削減」を可能にするオンラインデータサービスの需要は今後ますます高まるでしょう。

 

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