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【オーイズミ編】パチンコ・パチスロメーカーを調べてみた!
2023年03月20日(月)
新たにパチスロ業界に参入
パチンコホール向けの機器メーカー大手でありつつ、2000年代に入ってパチスロの製造・販売にも参入したオーイズミ。アニメ、食品、製薬など様々なグループ会社を持ち、多岐にわたる業界で存在感を示しています。
今回は、パチンコ・パチスロメーカーとしても今後さらに注目を集めるであろう株式会社オーイズミ(以下:オーイズミ)について調べてみました。
オーイズミってどんな会社?
前身は貨幣処理機の製造・販売をしていた株式会社大泉製作所。1986年に株式会社オーイズミへと商号を変更しました。
1998年から外食産業に参入するほか、2000年代に入ると様々な業界の企業の株式を取得して子会社化。
一例を挙げると、2009年に「妙高酒造株式会社」、2010年にアニメ制作会社「アニメインターナショナルカンパニー」、2014年にゲームやアニメの企画・制作会社「株式会社レッド・エンタテインメント」、202年にはこんにゃく製造「株式会社下仁田物産」、2022年に「武内製薬株式会社」など。こうして多くの業界に参入し、グループ企業を活性化、再編してきました。
2001年に日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)へ加入してパチスロ業界に参入、2008年には日本遊技機工業組合(日工組)へ加入してパチンコ業界にも参入しています。
主な事業はパチンコホール向け機器の製造・販売、遊技機の製造・販売、不動産の賃貸事業となっており、2022年3月期の売上高は約108億円、従業員数は330名(連結)。
グループを支える4つの事業内容
主な事業は「遊・食・動・明」の4つ。基盤事業の「遊」は株式会社オーイズミのパチスロ機や周辺機器の製造・販売など。
「食」は妙高酒造株式会社や株式会社下仁田物産、「動」は株式会社オーイズミによる不動産賃貸業、「明」は神奈川電力株式会社による太陽光発電が支えています。
オーイズミと言えば、メダル計数機やメダルの自動補給回収システムなど、シマ周辺機器。独自のアイディアや企画開発力で多くのホールに支持されていて、今後はパチンコ・パチスロ機のメーカーとしても多くのファンから期待が寄せられています。
パチスロは「ひぐらしのなく頃に」が人気
オーイズミ初のパチスロは2001年の「リトルロック」。2003年には業界初のテーブル型スロット「リニアフラッシュ」を発売しました。
代表機種は、2010年に初代が登場して以降、2022年にも後継機が発売された「パチスロひぐらしのなく頃に」。2012年「パチスロ喰霊-零-」や2017年「パチスロ閃乱カグラ」も人気を集めました。
ニワンゴ社の「ニコニコちゃんねる」に開設中のオーイズミ公式チャンネルにて、新機種の情報等が公開されています。
パチンコメーカー「高尾」を子会社化
「弾球黙示録カイジ」シリーズのヒットでもお馴染みだった高尾が2022年に民事再生手続きを申請した際、再生支援を目的としたスポンサー契約を締結。
その後、2022年12月には正式に高尾を子会社化することがオーイズミから発表されました。
マニアックな台で人気のあった高尾にはパチンコ・パチスロの企画・開発に関するノウハウがあり、群雄割拠の業界において、オーイズミは非常に大きな武器を手にしたことになります。
まとめ
周辺機器メーカーの枠に収まることなく、幅広い事業展開を見せるオーイズミ。主要事業であるパチンコ・パチスロ業界でも、今後は大いなる飛躍が期待できるメーカーと言っていいでしょう。
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