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タイアップ作品の歴史。初登場は〇〇年前だった
2020年05月11日(月)
今ではすっかりおなじみとなったタイアップだが…
新世紀エヴァンゲリオン、北斗の拳、花の慶次 -雲のかなたに-、牙狼-GARO-など。今ではすっかりおなじみになったパチンコのタイアップ作品。ホールを彩るこれらの機種ですが、そのスタートはいったい、いつ頃からだったのでしょうか。今回はタイアップ作品の発祥と、現在に至るまでの道のりについて、アニメ系作品をメインに調査してみました!
先駆けは1992年!
業界初の「タイアップ作品」と言えば、芸能人の河内家菊水丸とタイアップした、「オロチョンパⅡ」。1992年に登場した本機は、現時点の2020年から数えて、なんと28年前になります。大当り中に歌が流れる羽モノ機種として話題となりました。
その後、アニメ作品としての初タイアップとして登場したのが、1995年のパチスロ「ピンクパンサー」筐体パネルにピンクパンサーが描かれ、ボーナス中にピンクパンサーの音楽が流れる作品となっていました。
タイアップ作品の地位が確たるものになった1998年
タイアップ作品を語る上で、避けては通れない作品が2つあります。ひとつ目は、1998年に登場した、パチンコの「CRルパン三世」です。当時、タイアップ作品の地位は決して高いものとは言えませんでした。しかし、本作がおよそ20万台のヒットとなると、タイアップ作品の認知度は一気に向上し、普段、パチンコやパチスロを打たない、アニメのファン層の取り込みにも成功。結果として、タイアップ作品は今日までの絶対的なポジションを確立したのです。
市場が大きく動いた2004年
2つのうち、もうひとつが2004年に登場した「新世紀エヴァンゲリオン(以下:エヴァ)」のパチンコ「CR新世紀エヴァンゲリオン」です。根強いファンを多く持つエヴァが、パチンコとして登場したことで、パチンコそのものの認知度も大きく向上。結果として、エヴァの新劇場版の登場に繋がったとも言われています。
現在では多くの機種で見られる「次回予告」演出も、本作から爆発的に広がっていきました。
多くのメーカーにひとつはヒット機種が存在する
冒頭でお伝えしたように、サミーでしたら「北斗の拳」。ニューギンの「花の慶次 -雲のかなたに-」。サンセイR&Dであれば「牙狼-GARO-」。ビスティには「新世紀エヴァンゲリオン」。平和ならば「ルパン三世」といったように、タイアップ作品の特徴として、多くのメーカーに、ひとつは看板機種が存在していることも特徴のひとつです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。長い歴史の中、先駆者がいたからこそ、クオリティの高い作品が世に続々と登場しているタイアップ作品。
ですが、その歴史が長い分、「人気のある版権物を出せば良い」という時代はとうの昔に終わりました。
現在では、作品自体のファンも納得が行くものを作ることで台の評価が上がるなど、ユーザーの目も日々肥えてきています。
ぜひ、パチンコを打つ機会があるときは、ぜひとも長い歴史の上に成り立っていることを少しだけ浮かべてみながら遊戯を楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、パチンコに対する見方も変わるはずですよ。
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