業界初の革新的なチャレンジを行うピーアーク

　ピーアークホールディングス株式会社(以下、ピーアーク)はピーアークの屋号で東京、神奈川、千葉、埼玉にパチンコ店を38店舗運営しています(2015年2月現在)。現取締役社長の庄司正英氏の父が1980年にパチンコホールを運営する会社を設立し、1991年にピーアーク株式会社に社名変更をしました。パチンコ、プレジャー、パートナー、パッションなど様々な頭文字「P」を乗せる「 Noah’sArk」（ノアの箱船）を作り、船出しようという願いがP-ARK(ピーアーク)という社名の由来です。

　1990年にはプリペイドカード導入の先駆けとなる次世代型パチンコホール「ピーアーク溝の口」、インターネットカフェ併設の「ピーアーク銀座」などパチンコ業界において革新的な店舗作りを行ってきました。2013年3月末の売上高は1,223億円で、パチンコホール企業の中で22番目に大きい売上高となります。

　「Fun　For　Life～ピーアークが世の中を楽しくする～」を信念に掲げ、どんどん新しいことへチャレンジしています。近年の代表的な店舗としては綾瀬にあるピーくんガーデンが挙げられます。ピーくんガーデンはよりお客様に楽しんで頂くために様々なイベント（餅つき大会やお笑いの寄席など）を行ったり、VODコーナー(テレビ、映像を鑑賞可能)を設置するなど、新しい取り組みを積極的に行っています。

ピーアークの特徴１　お客様のためにサービスを徹底追求

　ピーアークではお客様の声を形にし、より身近なレジャーを提供することを追求しています。その大きな例が1円パチンコ。諸説ありますがピーアークがパチンコ業界で初めて1円パチンコを始めたとも言われています。これはお客様の楽しさ、遊びやすさを追求し、実現したもので、今では一般に普及していますが当時の業界では非常に革新的なシステムでした。その他にも店舗ごとにコンセプトが変わり、同じコンセプトの店舗は一つもないなど、お客様の声を取り入れやすい環境が整っています。地域に密着し、お客様のためのサービスを追求していることがわかります。

ピーアークが始めた業界初のこと
・1円パチンコ、50銭パチンコ
・パチンコホールで初のホームページを開設
・のめりこみ防止機能などを搭載したスマホアプリの導入
・1000玉で終了の立ちパチ1000など
・ガラス張りの司令室の導入
・ホール内の禁煙エリアの導入

ピーアークの特徴２　パチンコ店経営だけでなく多角的ビジネスを展開

　ピーアークはピーアークホールディングスを中心に、パチンコホール経営、パチンコホールへのコンサルティングサービス、管理業務代行、研修やMSなど様々な業務を行っています。パチンコホール経営を中心に、それぞれの子会社の事業がそれぞれを支え、発展していくことがピーアークの安定経営を支えています。

　また、ピーアークはM＆Aを行い成長をしているという特徴があります。グループ会社の株式会社サンパワーもその一つ。元は5店舗を経営する企業でしたが、2002年に子会社化し、現在では9店舗経営するまでに成長しています。他社の文化や特徴などを取り込み、活かすことでピーアークは成長を継続しているようです。

キャリアアップと研修制度

社員の夢や希望を実現できる環境作り
社員の将来像に向かって努力できるようなキャリアプランニング制度やグループ会社全体で異動のチャンスがある公募制度など社員の幸せの実現をサポートする制度が整っています。

福利厚生
退職金制度(企業年金) 、社員持株会、財形貯蓄制度、自己啓発援助制度、大型災害補償制度、保養所、リゾートトラスト法人会員など社員の働くモチベーションを高める制度が整っています。

保険
雇用・労災・健康・厚生年金その他社会保険完備です。

年間休日120日（週休2日制）
年間休日数はパチンコ業界トップクラス。年次有給休暇、転勤休暇、慶弔災害休暇、生理休暇、出産休暇など特別休暇も充実しています。

その他
通勤交通費（全額支給）・深夜勤務手当・時間外手当など

今後の展望

　ピーアークはこれまで、「98ビジョン」「08ビジョン」という長期的経営ビジョンを掲げてきました。そして次のビジョンは「20ビジョン」。「お客様の期待価値を創造し、社会から期待される存在になる」ことを新たな経営理念として、新たなスタートを切っています。現在よりもお客様の期待に応えられるよう、業界を驚かせるような革新的なサービスを提供していくことに注目が集まっています。

　また、ピーアークのマスコットキャラクターといえば「ピーくん」。近年では少なくなっていたパチンコホールのテレビCMですが、このピーくんが踊るCMが多く放送されています。こんなところからもパチンコ業界のイメージを変革し、お客様に楽しみを提供しようという試みが窺えます。