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あなたは知っていますか?「貴社」と「御社」の違い
2024年12月30日(月)
面接に臨んだり社会人として働いたりする際には正しいビジネス用語や敬語を使うことが求められます。とはいえ、自信を持って「自分は大丈夫」と言える人はそれほど多くないでしょう。今回は、間違わずに使いたい「基本中の基本の言葉」についてご紹介したいと思います。
「貴社」と「御社」の違いは何?
どちらも相手企業を指す尊敬語で意味合い的には同じですが、使うシチュエーションが異なります。貴社は書き言葉、御社は話し言葉という違いがあるのです。履歴書やメールなどに書く場合は「貴社」を使用し、面接や(相手企業の人との)会話・電話の際は「御社」を使うようにしてください。
もともとは文章でも会話でも「貴社」を使っていましたが、「記者」「帰社」「汽車」といった同音異義語があり、会話の際は紛らわしいため「御社」を使うようになったのです。現在は明確に使い分けているため、間違って使うと「基本的な社会人ルールを理解していない人だ」と見られてしまう可能性があるので注意しましょう。
貴社と御社を使うときの注意点【1】二重敬語
「御」や「貴」が付いていることで相手を敬う表現になっているため、さらに「殿」や「様」を付ける必要はありません。相手に敬意を表そうとして、貴社殿や御社様という表現を使うのは間違いです。
貴社と御社を使うときの注意点【2】特別な呼び方
一般企業であれば「貴社」「御社」で大丈夫ですが、別の呼び方をする業界・組織もあるので覚えておきましょう。
・銀行:貴行、御行
・病院:貴院、御院
・学校:貴校、御校
・役所:貴所、御所
・省庁:貴省(貴庁)、御省(御庁)
・お店:貴店、御店
・組合:貴組合、御組合
・機構:貴機構、御機構
上記のように業界や相手によっては貴社・御社以外を使う場合があります。「パチンコ業界には関係なさそう」と思わず、知識の一つとして頭の中に入れておくようにして下さい。
貴社と御社を使うときの注意点【3】間違えた時の対処
履歴書やメールで「御社」と書き間違ったまま送ってしまうと訂正がきかないので注意しましょう。一方、面接などで「貴社」と言い間違っても、すぐに「失礼しました」と謝って言い直せば、マイナス評価になることは少ないはず。もちろん、間違うことなく正しい表現を使うことが一番良いのは言うまでもありません。
その他の注意すべき使い分け
・「御中」と「様」
「御中」は会社や部署宛てに手紙類を送るとき、「様」は個人宛てに手紙類を送るときに使います。
・「ご苦労様です」と「お疲れ様です」
「ご苦労」は目下の人に向けて使う言葉です。年上、先輩、上司に対しては「お疲れ様です(でした)」と言うようにしましょう。
・「了解」と「分かりました」
「了解」も本来は目下の人に対して使う言葉なので、目上の人に対しては「分かりました」「承知しました」「かしこまりました」を使いましょう。
・「すいません」と「すみません」
砕けた話し言葉である「すいません」はビジネスシーンでは不適です。「すみません」なら問題ありませんが、謝意を伝えるなら「申し訳ございません」の方がいいでしょう。
まとめ
面接の際は緊張もあり、使い慣れていない言葉や敬語を話そうとするとミスが出やすくなります。「貴社」と「御社」はその最たるもの。社会人として身につけておくべき最低限のマナーの一つとして、ビジネス用語や敬語は普段からきちんと使うことができるように練習しておくといいでしょう。
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