社会人になると、毎日が家と職場の往復だけになってしまいがち。しかし、社会人だからこそ、できるだけ交友関係を広げ、さまざまな人との出逢い、刺激を受けて生活していきたいものです。

　今回は、そんな交友関係を広げるための方法やきっかけについて考えていきたいと思います。

1. 趣味

　まずは趣味の場で、交友関係を広げていくようにしましょう。趣味のない人は、趣味を見つけることから始めなくてはいけませんが、そこまでハードルの高いことではありません。「人脈を広げるぞ」と気負わずに、「好きなことをしに行く」くらいの気楽な心持ちで良いのです。同じ趣味を持った人とならば、何の共通点もない人よりは気軽に話せるはずです。もし、話題に困ったならば趣味の話をすれば良いのですから、難しく考える必要はまったくないのです。

2. 習い事

　習い事の場ならば、価値観や金銭感覚が似たような人と出会える可能性が高いと言えるでしょう。また、切磋琢磨し合いながら成長できる仲間が見つかることもあります。 習い事はハードルが高いと感じる人もいるかもしれませんが、趣味の延長線だと思って興味のあることにどんどんチャレンジしてみるのが良いでしょう。資格取得のために教室へ通うこともひとつの手です。

3. SNS

　外に出て活発に交流していくのが苦手という人には最も有効的な手段です。共通の知り合いから繋がるのも良し、好きなものや趣味で繋がるのも良し、ソーシャルゲームで繋がるのも良しです。普段人付き合いが苦手な人でも、ネット上ならば、気軽にやり取りができると考えている人も少なくないのではないでしょうか。

　ただし、ネットには多くの危険も潜んでいるので、使い方には注意しなくてはいけません。誰彼構わず出逢ったり、ネットの情報をすべて鵜呑みにしたりすることはしないようにしましょう。

4. イベント・飲み会

　交流関係を広げたいのならば、いつでもフットワークは軽くしておかなくてはいけません。食事会やイベント、飲み会などにはできるだけ積極的に参加し、周囲の人々にも、「誘われればいつでも行く」というアピールをしておくことも大切です。

　「行ってもどうせ話せないし、意味ないし」と考えていては、いつまで経っても人間関係の輪は広がっていきません。待っているだけでなく、たまには積極的に働きかけていけるように頑張ってみましょう。

まとめ

　社会人になると、自由な時間が少なくなり、人との出逢いに割ける時間も少なくなってしまいます。ですから、少しのチャンスでも逃すことはできません。趣味や習い事、SNS、飲み会などのイベント参加など、意識すれば出逢いの機会は案外たくさんあることに気がつきます。

　しかし、ただ待っているだけでは、人脈には繋がっていきませんから、自分から積極的に動くことも大切です。成長のチャンス、仕事のチャンス、恋愛のチャンスなど、たくさんのチャンスは人との出逢いで生まれます。毎日をムダにしないように過ごしましょう。