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パチンコ不況は本当なのか?~業界の年収編~
2022年01月17日(月)
はじめに
近年、業界規模の縮小や遊技人口の減少が続くパチンコ業界。先行きを不安視する声が多い一方、レジャー産業の中では未だに群を抜いた市場規模を維持しています。
では今後、パチンコ業界はどうなっていくのか――。様々なデータをもとに複数の視点から検証していく、題して「パチンコ不況は本当なのか?」。今回は「パチンコ業界の正社員の年収」から紐解いていきたいと思います。
パチンコ業界の現状
2018年に射幸性を抑える新規則が施行され、大量出玉を期待できるスペックの台を作れなくなったことで、ユーザー離れが起きました。
それに伴い、パチンコ店の数も年々減少。2011年に全国で約1万2000軒だったパチンコ店が2017年には約1万軒まで減ったのです。
パチンコ店長の平均年収は約601万円/span>
業界の景気が悪くなれば、そこで働く人たちの待遇も悪くなるのが一般的ですが、実はパチンコホールの正社員の年収は3年前と比べて、ほぼ横ばいです。
弊社(株式会社パック・エックス)による「パチンコホールで働く正社員の平均年収に関する調査結果」では、以下のことが分かりました。
・正社員の年収は、他業種と比べると高め(130業種中22位)
・店長の年収は過去10年で大きな変化なし
・正社員の年収は既に下げ止まりしている可能性あり
楽観視は避けたいものの、弊社のサービスを利用したパチンコホール企業の正社員(一般、班長、主任、副店長、店長、エリア長)を対象に実施した調査からは、比較的安定した地盤のある業界と言えるのです。
パチンコホールの正社員の平均年収は……
調査の結果、職位別の平均年収は以下のようになりました。役職がつくことで年収は一気に跳ね上がることが分かります。
・一般職…約339万円
・班長、主任…約426万円
・副店長…約508万円
・店長…約601万円
・エリア長…約766万円
2017年の「一般職からエリア長までを含めたパチンコホールの正社員の平均年収」は約533万円。2014年の調査では約521万円だったので、業界規模が縮小する中でも、実は正社員の平均年収は約12万円アップしていたのです。
他業界との平均年収の比較
前述したように、2017年の「一般職からエリア長までを含めたパチンコホールの正社員の平均年収」は約533万円。それに対して、同年の厚生労働省の毎月勤労統計調査による他業界の平均年収は以下の通りです。
・不動産、物品賃貸業…約530万円
・製造業…約510万円
・卸売業、小売業…約500万円
・建設業…約488万円
・運輸業、郵便業…約469万円
・飲食サービス業…約347万円
このようにパチンコ業界は対業種と比べて高い賃金水準を維持していることが分かります。
2017年の厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、業界別の平均年収ランキングの第1位は医師で平均年収は約1233万円。
第10位は大学講師で約708万円、第20位は薬剤師で約544万円。その少し下の第22位にパチンコホール正社員が入っているのです。
店長の平均年収の推移
パチンコホール店長の平均年収の推移は、
2007年…606万円
2012年…608万円
2017年…601万円
と、ほぼ横ばい。
2007年から2012年にかけてはパチスロ4号機の撤去などがあり、業界規模が15%も減少したにもかかわらず、店長をはじめ正社員の給与水準はそれほど下がっていないのです。
2020年以降のコロナ禍による影響は注視しなければいけませんが、特別な資格は必要なく、業界未経験者にも広く門戸を開いているパチンコ業界が高水準の待遇を維持しているというのは、大きな魅力と言っていいでしょう。
さて、次回は「業界内において、この先どんなキャリアを歩めばいいのか?」について考察していきます。
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