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【GOD】シリーズをまとめてみた
2021年10月18日(月)
爆裂AT機の全盛時代を飾った1台
一撃で大量メダルを獲得できる“GG(ゴッドゲーム)”を搭載し、多くの中毒者を生み出した「ミリオンゴッド」はパチスロ史上最高の名機の一つ。
射幸性を抑える規則変更が度々あっても、後継機は常に「爆裂するパチスロ」として全国のパチスロユーザーを魅了しています。
今回は、そんな「ミリオンゴッド」シリーズについてまとめてみました。
ちなみに、こちらから好きな文字でGODプレートが作れます(笑)
ミリオンゴッドってどんな台?
初代ミリオンゴッドは2002年にミズホが販売。爆裂AT機の全盛時代に他の台とは一線を画す爆発力で全国のホールの最多出玉記録を次々と更新。
5~6万枚クラスの出玉も珍しくなく、ミリオンの名の通り、20円×5万枚=100万円という大勝ちが続出しました。
当時は高射幸性の台の販売自粛が求められていた時代ですが、ミズホはパチスロ製造会社の組合「日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)」に加盟していなかったので、無事発売できたのです。
しかし、「射幸心を煽りすぎる機種」として遂に検定が取り消され、2002年10月に全国のホールから撤去。初代は、人気とは裏腹に短命に終わりました。
一撃5000枚確定「GOD揃い」
「GG(ゴッドゲーム)」は3種類あり、上位の「SGG(スーパーゴッドゲーム)」や「PGG(プレミアムゴッドゲーム)」ならさらに多くの出玉獲得のチャンスとなります。
7以外の奇数図柄揃いから突入する「GG」は1セット50ゲーム、期待純増枚数は約10枚。最終的にゲーム数×10が獲得枚数。
右リールに赤7停止で突入する「SGG」は3回以上のGGが確定。獲得枚数は約1500~4500枚でした。
中段GOD揃いから突入する「PGG」は500ゲーム継続。約5000枚が期待でき、一度味わうと他の機種では満足できなくなるくらいの中毒性を感じる人が多かったのです。
攻略法が発覚した後継機
PGGを最大300ゲームにするなど、出玉性能を抑えた「ゴールドX(2003年)」がミリオンゴッドの撤去に伴う代替機として登場しましたが、ハサミ打ち攻略法が発覚。次々とシマ閉鎖や撤去になり、ホール側が損失の補償を求める裁判まで起こす事態に発展してしまいました。
その後、攻略法対策を施した「ゴールドXR」が登場。スペック的には「ゴールドX」と同じでした。
8年の沈黙を破り、GODが再臨!
「ゴールドXR」以降、しばらくは後継機が出なかったミリオンゴッドシリーズですが、5号機時代に入った2011年に満を持して「ミリオンゴッド~神々の系譜~」が登場。
ART「GOD GAME」は1セット100ゲームで、獲得枚数は約240枚。初代と比べればスペックダウンしているものの、波が荒く、5号機のART機としてはトップクラスの出玉性能を誇り、それまでの5号機ではあり得なかった2万枚クラスも目撃されました。
その他の後継機
純増枚数2.4枚の「神々の系譜」、同2.2枚の「ミリオンゴッド~神々の系譜~ZEUS Ver.(2013年)」に続き、2014年に登場した「アナザーゴッドハーデス」は同2.9枚。設定6でも機械割が100%を切っており、非常に尖ったスペックでした。
2015年4月、5号機のAT機規制直前には「ミリオンゴッド~神々の凱旋~」が登場。「初代」や「神々の系譜」を踏襲しつつ、射幸性とゲーム性のバランスが取れた一台として多くのファンを獲得しました。
6号機への移行が進む中、2020年11月の撤去期限を迎えても設置・稼働するホールがあったのも、同機の人気の高さの証拠と言えるでしょう。
まとめ
パチスロ史を語る上で外せない名機の一つである「初代」。荒い「アナザーゴッドハーデス」、安定感の「凱旋」、名演出の「フリーズ」。
ミリオンゴッドを語るにはいくら時間があっても足りないというファンも多いことでしょう。
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