「面接、この質問にどう答える？」シリーズとして、「経験・スキル」「店舗見学の感想」の他、求職者を悩ませる「何か質問はありますか？」の質問意図や答え方のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

面接でよくある質問「経験・スキル」

転職希望者が採用に値する経験やスキルを持っているかどうかを確認するための重要な質問です。雇用形態（正社員、派遣社員、アルバイトなど）や働いていた期間、部署や役職、職務内容などを聞かれるでしょう。

一般職や班長、副主任クラスの場合は、経験やスキルが少し足りなくても、人間性や向上心を買って採用する場合もあります。

しかし、主任や副店長、店長といった中間管理職以上の場合は、経験とスキルが重視されるため、深いところまで事細かに質問する傾向が強くなります。

「売り上げ〇〇円、売り上げアップ〇〇％を達成しました」「〇〇により表彰されました」など、実績をアピールすることも大事ですが、そのプロセスもきちんと説明できるように考えをまとめておきましょう。

特に前職が大手ホール企業の場合、その実績が会社のブランド力によるものなのか、本人の取り組みによるものなのかを求人企業側は慎重に判断します。

なので、業界経験が長い人は商圏の状況に対する考えと取り組み、業界の規制に対する考え、営業・広報戦略、人材育成の取り組み、稼動・売り上げ・粗利などについて、簡潔に意見を述べられるようにまとめておきましょう。

面接でよくある質問「店舗見学の感想」

「これは、転職希望者の経験とスキルによって質問の意図が変わってきます。
業界初体験の人や経験の浅い人には「弊社の店舗は自分に合っていると感じましたか？」というニュアンスが含まれるので、改めて求人企業に対する熱意を述べるといいでしょう。

それに対して、経験・スキルが豊富な人には「弊社の悪い点と良い点はあなたの目にはどのように映りましたか？」「見ていただいた店舗の商圏なら、あなたはどのような戦略を持って運営しますか？」などと、グッと踏み込んだ質問になる場合があります。

そうした質問によって、どのような視点で店舗見学を行い、今までの経験を活かしてどのような意見・提案をしてくれるのかを求人企業側は見るのです。

回答によっては、それまでの評価を一気に覆すことも不可能ではない、とても重要な質問なので、より具体性のある意見を述べるようにしましょう。

面接でよくある質問「何か質問はありますか？」

これは、面接のラストに出ることが多く、最後のアピールポイントと言えます。
その一方で、企業HPに載っていることや面接官がすでに説明していたことを聞いたりすると、印象を悪くする可能性があるので注意が必要です。

昇給や手当てなど、待遇・福利厚生について。
キャリアアップのプランや社内の評価制度について。
求人企業のビジョンや出店計画についてなど、事前にいくつか聞きたいことを考えておいて下さい。

もし、特に聞きたいことがなければ無理に質問をする必要はなく、締めに改めて「意気込み」を簡潔に述べるといいでしょう。

まとめ

面接に準備不足で臨むと、緊張のせいもあって、言いたいことの半分も言えずに終わってしまう場合があります。

想定される質問に対して、事前に回答のシミュレーションを行うのは当然のこと、一年に一度は自身の業務やスキルを再確認し、時系列でまとめておくと、いざというときに役立つでしょう。

「就職・転職について相談したい」「パチンコ業界について知りたい」「自分に合った求人がわからない」などのご相談がある方、お気軽にパチンコの求人サポートセンターにお問い合わせください。　-WEBで相談　-電話で相談