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業界未経験からパチンコホールに転職した話
2021年01月18日(月)
転職を繰り返していた20代
クリエイティブ系の専門学校を卒業後、専門知識と技術を活かせる業界には進まず、サービス業のアルバイトに就いたのがすべての始まりでした。
「クリエイティブ系の仕事はいつでも始められる」と、たかをくくっていたのかもしれません。「自分に合った仕事が他にあるのではないか」とも考え、その後はいろんな業界でアルバイトをしました。
非正規労働でも金銭的に困窮することはなく、その時々で気になったアルバイトをして、危機意識のないまま20代を過ごしているうちに30代に入り、周りを見たら「正社員の経験がないのは自分だけ」と気づき、少しずつ焦りが募ってきたんです。
友人からの紹介でパチンコ業界に興味を持つ
将来のことを考えると、いつまでもフラフラしているわけにはいかないと思い、正社員として働ける業界や仕事を探すようになりました。
求人情報に「未経験者歓迎」と書いてあっても、実際に話を聞いてみると、第二新卒や20代を求めている企業がほとんどで、僕のように正社員経験もなく30代になった人は簡単には納得のいく転職はできないのだと思い知らされました。
そんなある日、学生時代の友人(A君)と久しぶりに会い、転職活動をしていることを打ち明けると、彼はいくつかの業界を口にした後、「パチンコ業界はどうかな?」と言ってきたんです。僕自身、パチンコやスロットをしたことはなく、「無理だよ」と即座に返事したのを覚えています。
それでも、コンサルタント業に近い営業職に就き、人脈が広く、いろんな業界を知っているA君は、パチンコ業界の良さや間口の広さ、働くメリットなどを丁寧に説明してくれました。
そうして少しずつ興味が湧いてきた僕はパチンコ業界について調べ、やがては「挑戦してみよう」と転職活動をすることに決めたんです。
数社に絞って、いざ選考へ!
求人企業をいろいろと調べる中で数社に絞り、いざ選考に臨むことになりました。
転職する上での希望は「納得のいく待遇・福利厚生」です。決して高望みはしませんが、目に見えて休日が少なかったり、給与が低いところは敬遠しました。
また、僕は自宅から通える企業(店舗)への就職を考えていたのですが、A君は「寮を完備しているパチンコ企業もあるから、金銭面や体力的なことを考えて入寮を検討するのもいいんじゃない?」とすすめてきました。
選考に臨む前は、「パチンコの知識や経験がないのは、やはり不利なのではないか」と心配でしたが、実際は杞憂に終わりました。それに、これまでいろんなアルバイトをして、幅広い年代の人に接する中で培ったコミュニケーション能力や柔軟性を評価してもらえたんです。
そうして幸運なことに第一希望の企業から内定をもらうことができました。いざ働き出してみると、大きな苦労や悩みはなく、自分にとって天職なのではないかとすら感じるくらいです。自身の頑張り次第でしっかりステップアップできるのも仕事のモチベーションにつながっています。
パチンコ業界への転職を提案してくれたA君に感謝しなければいけませんね。
転職成功のポイント
全国には9000軒以上のパチンコホールがあるなんて、転職活動をして初めて知りました。多くのパチンコ企業があるのだから、求人条件や企業風土も様々です。給与面に惹かれて選考に臨んだら失敗するかもしれないし、目についた企業や近所の店舗に安易に飛びつくのも失敗の原因になるかも。
求人の数自体は多く、間口も本当に広い業界なので、事前の下調べや準備が何よりも大切だと思います。
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