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【SANYO編】パチンコ・パチスロメーカーを調べてみた!
2020年05月25日(月)
海物語シリーズでおなじみの業界最大手
パチンコ・パチスロのライトユーザーでも、「海物語」「マリンちゃん」くらいは耳にしたことがあるはず。パチンコホールでの導入率や年間販売台数で長年にわたって業界のトップを走り続けている株式会社三洋物産 (以下:SANYO)について調べてみました。
SANYOってどんな会社?
1955年、名古屋市で遊技機の製造・販売業「モナミ商会」が誕生。創業者は金沢盛弘氏。
1968年に「株式会社三洋物産」を設立、1974年には直営店「パチンコ三洋」が営業開始。その後も遊技機開発の別部門である「株式会社サンスリー」や遊技機の販売部門である「株式会社三洋販売」を設立するなど、着実に企業規模を拡大していきました。
従業員数は631名、売上高は1440億円です。(いずれもグループ全体、2017年8月末時点)
海物語シリーズ以前の名機
SANYOの名を一躍有名にしたのは1995年に発売された権利物「ギンギラパラダイス」です。「ギンパラ」の愛称で親しまれた本機の大当り図柄やマリンちゃん、泡予告、魚群予告、各種SPリーチは後の大ヒットシリーズである「海物語」の原型になっており、この時点ですでに高い完成度を誇っていました。
翌年に誕生した「大工の源さん」も大ヒットを記録。特定図柄での大当り後は2回ループ、かつ確変終了後は時短100回転という爆発力の高いスペックで全国のホールにドル箱の山を築き、漫画家の谷村ひとし氏によるオカルト攻略も話題になるなど、パチンコブームのきっかけになった一台と言えます。
パチンコ史上最大のヒットシリーズ
1999年、ギンギラパラダイスのデジパチ版として誕生したのが「海物語」。
演出はギンパラを踏襲しながらも、デジパチならではの分かりやすい遊技性で人気が爆発し、若年層だけでなく、中高年層からも高い支持を受けました。そして2002年の「新海物語」で人気は不動のものになり、海物語がパチンコの代名詞的存在になったのです。
また、海物語シリーズの「横スクロール&5ライン」演出を他のメーカーもこぞって取り入れただけでなく、ニューギンの「超激海」、西陣の「CR海です」など、演出が酷似したパチンコ機も次々と登場しました。
新海物語シリーズは兄弟機を合わせた総販売台数が約160万台(推定)。2006年のパチンコの年間販売台数が約380万台(推定)なので、2006年に誕生したスーパー海物語シリーズ(推定販売台数65万台)は、この年に販売されたパチンコ全体のうち6分の1を占めていたことになります。
その後も「大海物語」シリーズ、「スーパー海物語IN沖縄」といった各地の海をフィーチャーしたシリーズなど、さまざまな後継機で今でも全国のパチンコホールを席巻しています。
海物語シリーズの広がり
「ミスマリンちゃん」コンテストを開催し、早くからイメージガールを採用していたのもSANYOならでは。初代グランプリの大久保麻梨子さんは週刊誌のグラビアを飾るなど、一躍人気となりました。
2008年にはバンダイナムコゲームスが開発したメダルゲーム「海物語ラッキーマリンシアター」がゲームセンターへの設置を開始。
2009年には、海物語シリーズを原案とするアニメ「うみものがたり~あなたがいてくれたコト~」(佐藤順一監督)を放送。
2017年にはTBS系「7つの海を楽しもう!世界さまぁ~リゾート」のメインスポンサーになるなど、メディア展開の部分でもパチンコ業界をリードする存在です。
まとめ
2000年代に入ってからは「聖闘士星矢」が話題になるなど、タイアップ台の分野でも存在感が高まっていますが、パチンコファンのなかでは、SANYOと言えば海物語。
全国のどのパチンコホールに行っても、海物語シリーズを一台も設置していない店舗は皆無ではないか、と言われるほど人気が高いだけに、パチンコホールスタッフのお仕事を考えている人は、実際に店舗をのぞいてみると、海物語の存在感のすごさを実感できることでしょう。
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