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業界別年収ランキングにおけるパチンコ業界
2020年05月18日(月)
パチンコ業界のアルバイト時給は高い
ホールスタッフは時給の高いアルバイトとして多くの人に知られており、大都市圏では1,300円以上、深夜割り増しを含めれば1,700円以上になることも珍しくありません。
そんなパチンコ業界で社員として働く場合、どのような待遇で求人が出ているのかデータを見ていきましょう。
パチンコ業界の月給は高い?低い?
214,398円――これはパチンコ求人サイトに掲載されている327社の「最低月給」の平均値です。
高卒と大卒が掲載されている場合は前者で計算しているので、大卒者や経験者はもっと良い待遇で入社できる可能性があります。「諸手当を除く」「年齢、経験を考慮」と明記している求人企業も多数あるので、実際の平均値はさらに高くなると予想されます。
また、関東は平均的に高く、北海道や東北はそれと比べて少し低めの傾向があるのは他の業界でも同じはずです。関東では「29万円以上」「28万円に残業代は別途支給」というところも。
大卒と比べて高卒は2~3万円ほど低いところが多く、研修期間中も同様に数万円ほど低い月給となる企業が多く見られました。
「20~30万円」と幅が広い企業もあり、経験や実力によって柔軟に対応することがうかがえます。
他業界との平均年収の比較
2020年の20業界の平均年収ランキングで以下のようなデータがあります。(※ランキングと数字は「人生の攻略サイト CLABEL」より)
1位:コンサルティング業界/平均年収1,032万円
2位:金融・保険業界/平均年収742万円
3位:メディア業界/平均年収737万円
4位:不動産業界/平均年収694万円
5位:エネルギー業界/691万円
以下、医療業界、飲食業界、建設業界、運輸業界、エンタメ業界、メーカー業界、情報通信業界、IT業界、教育業界、流通業界、農林水産業界、人材業界、アパレル業界と続き、パチンコ業界が含まれる「サービス業界」は平均年収496万円の19位にランクインしています。
サービス業界の中でも「アミューズメント・レジャー」は平均年収543万円と比較的高い業種で、「よみうりランド」「歌舞伎座」「オリエンタルランド」、パチンコ遊技機の開発・販売をしている「フィールズ」も、この業種に含まれています。
パチンコホールの平均年収
次に「アミューズメント・レジャー」からさらに掘り下げて、パチンコホールで働く正社員の給与を見てみると、平均年収は533万円、店長クラスは601万円という統計が出ています。(※2018年、民間企業調査による)
新卒者の初任給が18~25万円、賞与が2~4ヶ月と考えれば、入社1年目の年収は300万円前後。
入社3~5年後を目安に主任職に就き、さらに副店長、店長、エリアマネージャー、ブロック長、営業部長、役員とステップアップするなかで昇給していきます。
まとめ
給与・待遇面を見れば、「サービス業界」「アミューズメント・レジャー」のなかでは待遇の良いパチンコ業界。また、新卒採用時の給与と業界の平均給与を比べた場合、その伸び率もかなり高く、本人のがんばり次第で出世・昇給を果たせる業界だと言えるでしょう。
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