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【Daiichi編】パチンコ・パチスロメーカーを調べてみた!
2020年04月20日(月)
アニメ版権のタイアップ台に強いメーカー
「Daiichi」や「大一」と表記されることも多いですが、それはあくまでも略称で、正式には株式会社大一商会。
連チャン性能の高さで一世を風靡した権利モノ「ダイナマイト(1992年)」をはじめ、デジパチでヒットしたタイアップ台は数知れず。さらには羽根モノにも力を入れているという、実にバランスの良いラインナップで多くのユーザーを虜(とりこ)にしている株式会社大一商会(以下:Daiichi)について調べてみました!
Daiichiってどんな会社?
1952年に大一商会を創業、その後1968年に株式会社大一商会が設立されました。
大阪、東京、横浜に営業所を開設、名古屋中村区には研究所社屋を新築し、販売部門を株式会社大一販売に移管するなど、グループ企業の構築を進めてきました。
1990年代にも数々の名機が!
前述の「ダイナマイト(1992年)」以外にも、一般電役「フルーツパンチ(1991年)」、右スベリがアツい「CRバトルヒーローV(1995年)」、「ダイナマイト」の流れをくむ権利モノ「CRフルーツパッション(1996年)」などが人気を集めました。
Daiichiのキラーコンテンツ「天才バカボン」
タイアップ台が全盛となる2000年代に入り、Daiichiの名を知らしめたのが「CR天才バカボン(2000年)」です。
原作の世界観や個性的なキャラクターを活かしたにぎやかな演出がユーザーの心をつかみ、その後2003年、2009年、2012年、2015年にも続編が作られました。
予告演出でキャラが次々と登場し、流れのままにリーチへ発展していく「ステップアップ予告」を初めて搭載したのが、Daiichiの「CRギャンブラー愛(2000年)」と言われており、うなぎ犬やバカボンのパパといったおなじみのキャラを使い、「ステップアップ予告」を周知させたのが「CR天才バカボン」だというのが定説になっています。
なお、この「ステップアップ予告」は、現在ではほとんどの機種においてスタンダード演出として搭載されています。
「歌パチ」というジャンルを確立
歌手のタイアップ台で楽曲をふんだんに使い、歌うシーンをアニメや実写で流すのも珍しくなくなりましたが、そのはしりは「CRピンクレディー(2002年)」。この台のヒットによって「歌パチ」というワードが生まれ、「CR中森明菜・歌姫伝説(2006年)」も大ヒットしたことで、「歌パチと言えばDaiichi」というイメージが完全に定着したのです。
「白キャラ」が出現すれば激アツ
三洋の「魚群」、京楽の「ゼブラ柄」、ニューギンの「トラ柄」など、各メーカーに固有の激アツキャラがありますが、Daiichiでは何と「白キャラ」。
本来、白は期待薄の色だったり、そもそも期待度を表す色としては使わなかったりするメーカーが多いなか、「CR天才バカボン」では甲高い効果音と共に出現する「白うなぎ犬」が大当りに絡みやすく、多くのユーザーを興奮させました。
まとめ
Daiichiでは他にも「ダイナマイトキング」、「忍者ハットリくん」、羽根モノ「レレレにおまかせ!」なども人気シリーズになっています。
2004年の規則改正の際、新規則機第一弾を果敢に出したのがDaiichi(とSANKYO)でした。
演出の面でも数々の革新的なものを世に送り出してきた同社。ホールを訪れた際には、デジパチコーナーだけではなく、羽根モノコーナーを覗いて、Daiichiの台を探し、楽しんでみてはいかがでしょうか。
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