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朝イチランプ

パチンコで「潜確状態」を告知する特定のランプのこと。
「潜確状態」は確率変動（確変）の一つで、内部で確率変動となっている状態を指す。確変は告知義務があるが、その告知が盤面隅の目立たないランプで表示されるため、そのことを知らないとプレイヤーは「確変」かどうかの判断ができないため「潜確」と呼ばれる。
「潜確」状態のまま閉店を迎えた台は状態は翌日に持ち越されるため、翌朝の電源オンで朝イチランプが点灯している台を見つければ、プレイヤーは高確率状態から勝負を始めることができ、非常に有利となる。ただし、どのランプが点灯するかは機種によって全く異なるので、各々の機種の詳細を把握しておく必要がある。

アタッカー

パチンコで大当りをしたときに開く大きな入賞口のこと。「大入賞口」とも呼ばれる。
横長の扉が一般的だがチューリップタイプ、複数扉など形やサイズ、位置は機種によって異なる。大当りラウンド中に開閉を繰り返して出玉を増やす。1回のラウンドは9個入賞で閉じるの一般的。

甘デジ

パチンコで、大当たり確率が1／100前後の機種のこと。デジハネ・羽デジ・遊パチとも呼ばれ、高い大当り確率の分、大当り１回の出玉は少なく抑えられている。メインのMAXやミドルのプラスアルファとして甘デジ版の兄弟機がリリースされることが主流となっている。

ＲＴ

「リプレイタイム」の略称。ボーナス終了後や通常プレイ中などに特定の条件下で突入する。突入するとリプレイの確率が大幅にアップし、コイン減少を抑えながらプレイすることができる有利な状態。

1円パチンコ（1パチ）

一般的な4円パチンコ（＝4パチ）に対し、「1玉1円」で玉を借りられる営業スタイルのこと。低貸玉営業の主流となっている。この他にも2パチ、0.5パチなどもある。

一般台

パチンコの中で主に羽根モノや普通機タイプの機種を指す「通称」。2004年の遊技機規則改正時に撤廃された機種種別に由来する。改正以前は「第1種　デジパチ」「第2種　羽根モノ」「第3種　権利物」「一般電役」「普通機」などが規定されていた。現在も名称は踏襲されているが「～タイプ」という表現されている。

一発告知

特定の演出が発生すれば大当たり確定となる予告のこと。パチスロの演出に多くみられるが、パチンコでもパトランプ等を使った告知がある。

一発台

かつて存在した、特定の個所に玉が入れば大当たりとなるパチンコ機の「通称」。
その多くは普通機や権利物のクギを大きく調整したものであり、「一発台」という正式な種別があったわけでは無い。

命釘（ヘソ釘）

主にスタートチャッカー（スタート入賞口）の真上にある釘の名称。左右対称に開いていて、上向きだとプラス調整となる。なお、その他のチャッカー（入賞口）やワープなど重要部分の釘を指す場合もある。

ウエイトボタン

パチンコで玉の打ち出しを止めるためのボタン。ハンドルの下部についてることが多く、親指で操作するのが一般的。

打ち子

雇われてパチンコ・スロットを打つ人のこと。
言葉としては「ゴト師」(違法なやりかたでプレイする人)などに、違法改造された台で不法に稼ぐ目的で雇われるイメージが強いが、イベントなど状況のいい店でなるべく多くの台を確保するために雇われるパターン、さらに「サクラ（偽客）」と呼び、釘調整の甘い台でドル箱を積み上げさせることで、一般客に優良店と思わせる効果を見込んで店側や雇う形態もある。また、ネットやメール等で打ち子を募集・勧誘する詐欺が増えているが、この場合は何の改造もされていない台をさも改造台のように伝えて登録料などを騙し取るケースである。

打ち止め

店が決めた玉数（定量）を出すとプレイ強制終了となること。かつて存在した遊技ルールで現在はほとんどみられない。定量を超えた時点でプレイヤーは打ち出しを止め、出玉を交換する。
一発台や羽根モノ、権利物などの全盛時代に多くみられ、台には「打ち止め」と書かれた札が掲示された。また、その台を再び打てるよう「開放」するサービスも存在した(打ち止めした本人は基本当日は打てない)。

裏モノ

違法改造された台の通称。 正規の台以外はすべて裏モノである。Bモノ、裏返り。
大半は連チャン性を飛躍的に向上させるなど射幸心を煽る目的で改造され、パチスロ4号機時代に最盛期を迎えた。しかし、それ以降はATなど射幸性の高い機種が増加して改造の意味が少なくなったこと、台のセキュリティの飛躍的向上で改造が難しくなったことなどから、現在ではほとんど見られない。

上乗せ

主にパチスロでATやARTなどを消化している際に、残りゲーム数やセット数が加算されること。なお、パチンコでも確変の上乗せ演出があるが、これはあくまで演出上の見せ方で実際は確変継続中である事を示している。

ＡＲＴ

「アシストリプレイタイム」のこと。
通常プレイ中やボーナス終了後になどに特定の条件下で突入する。ARTに突入すると、ベルやチェリーなど小役をナビしてくれるATに加え、通常時に比べてリプレイが高確率で成立してコイン持ちがアップし、コインを増やしながらプレイできる。
AT機は通常時からリプレイ確率が高いためリプレイ確率の変動はないが、ART機は通常時のリプレイ確率よりリプレイが高確率になり、リプレイが揃いやすくなる。

ＳＴ(パチンコ)

パチンコの「スペシャルタイム」のこと。「回数切り確変」とも呼ばれる。限定回数確変のゲーム性を指し、規定回転数に達した時点や確変転落抽選に当選することで確変が終了する。

ＳＴ(パチスロ)

ストック機能とは、ボーナスフラグ持ち越し機能のこと。
ストック機は通常時、表面上は通常ゲームであるかのように動作するが、内部では規定ＲＴ（リプレイタイム）状態になっている。このＲＴはボーナスが成立しても「揃えられないリプレイ」の上、高確率で成立しているため、たとえボーナスが成立しても揃えることができない。こうして持ち越されたボーナスは内部で“ストック”され、一定の条件が成立すると放出されれるというゲーム特性がある。
非常に射幸性が高いゲーム性のため現在ストック機を作ることはほぼ不可能となっている。

Ａタイプ

5号機パチスロの中で、ARTなどの付加機能を搭載せず、ボーナスのみでコインを増やす「ノーマルタイプ」のパチスロ機のこと。
もともとは4号機の規定で、小役ゲームが30ゲーム続くかJACゲームを3回行うと終了する機種をAタイプ、2回以下ならばBタイプ、BIGボーナスを搭載しない機種をCタイプとしていたものの名残りである。

ＡＴ

「アシストタイム」のこと。
AT搭載機では、通常時もAT中も内部的に押し順ベルという小役が成立している。この押し順ベルは、決まった順番通りに各リールのストップボタンを押すとベルが揃うが、他の順番で押すとベルは揃わずメダルは増えない。通常時は6択(機種によっては5択)状態なので狙うことは難しいが、AT中はこの順番が液晶上などにナビ表示され、メダルを獲得できる。

演出

パチンコやスロットで、プレイヤーを視覚や音、時には振動や風などで楽しませる効果のこと。そのほとんどはギミックの作動や液晶画面で表示されるアニメや実写映像と音声が一般的。演出と大当り期待度は連動しており、プレイヤーを飽きさせないよう様々な演出が施されている。

遠隔操作

店が意図的に大当たりなどを操作すること。また、そのプログラム。
一般的なイメージは「大当り不正」になるが、実際の遠隔操作は依頼者の要望に沿うため、その内容は多岐に渡る。
主なものでは「大当りの強制不成立」（逆は「大当りの強制成立」＝「送り込み」）の他に、「機種、島単位での大当り回数の総量操作」(一定の大当り回数、出玉が発生後は大当りが出なくなる、出る時間帯の調整)など。また、確変突入率の変更も。
元々は客寄せ(「連チャン」や「大当りの送り込み」）や、店長業務の軽減（楽な売上操作＝クギによらない出玉管理）が目的のため、イメージほどの悪用は少ないが、台の不正改造(外国人等による不正な出玉の獲得)と混同されることが多い。

オカルト

プレイヤーの体験や伝聞を元にした根拠の無い私的攻略法のこと。確率で動くパチンコ、パチスロでは在りえない内容がほとんどのため、正当な科学から外れた根拠のない「超自然」的な物事を指す「オカルト」という言葉が流用された。

沖スロ

パチスロで、メダルの大きさが30φ（30パイ＝直径30ミリ）のメダルを使う機種の総称。
アメリカ統治時代、沖縄ではこの大きさのメダルの「スロットマシン」が存在していたが、1972年の沖縄返還後に沖縄向けのパチスロを開発した際、現地事情に合わせて30φが採用された。一説にはアメリカのスロットマシンで使用されていた50セント硬貨に合わせたという説もある。
「沖スロ」の定義は無いが、主に「30φ」「ノーマルタイプの完全告知機」「南国風デザイン」の機種が主流となっている。

遅れ

パチスロで、レバーを押してリールがスタートするまでの時間、またはスタート音の発生が通常より遅れる演出のこと。｢遅れ｣発生による期待度は機種によって様々。

押し順ナビ

パチスロで、ストップボタンを押す順番をナビする機能のこと。AT・ART機で搭載されている。指示された順番でストップボタンを押さないとベルを取りこぼす。
AT搭載機では、通常時もAT中も内部的に「押し順ベル」という小役が成立している。この押し順ベルは、決まった順番通りに各リールのストップボタンを押すとベルが揃うが、他の順番で押すとベルは揃わずメダルは増えない。通常時は6択(機種によっては5択)状態なので狙うことは難しいが、AT中はこの順番が液晶上などにナビ表示され、メダルを獲得できる。