迷わず第一志望だと答えよう。

　転職活動中はできるだけ多くの内定をもらって、入社企業の選択肢を広げることが成功のポイント。この質問では「内定を出したら入社するのか？」という自社への志望度を探られています。第一志望ではない企業面接の場で、「御社は第一志望ではありません。」と話していては複数の内定を得ることができません。また、質問された時にドキッとしてアタフタしてしまうと怪しまれますので注意が必要です。

　結論をいうと、志望度合に関係なく「御社が第一志望です。」と答えましょう。第一志望ではない企業に対して、嘘を付いていると気にする人がいるかもしれません。しかし、これは嘘ではなく企業への配慮です。当然、企業も内定数＝入社数だとは考えていませんし、あなた自身も内定をもらった会社に絶対に入社しなければならないというルールはありません。

　そのため、そういうものだと割り切って回答すればよいと思います。ただし大切なのはその後で、第一志望であるという理由がしっかりしていること。理由をしっかりと伝えることが出来ないと、面接官に第一志望ではないのに第一志望だと言っていると伝わってしまいます。今回は、答える際のポイントをお教えしますのでぜひ参考にしてください。

3つのポイントを抑えよう。

　1つ目は、企業への興味と関心がとても高いことを伝えましょう。転職活動でたくさんの企業を見てきて、応募企業のどこが他社よりも素晴らしかったと横比較をしても良いですし、応募企業の面接の過程で、どんどん志望度が高くなっていったという理由でも構いません。あなたの熱量をしっかりと伝えることで、内定をもらえる確率は高まるでしょう。

　2つ目は、論理的に話すことです。何となくピンときたという赤い糸の話をするのではなく、面接官が納得する様にしっかりと話の道筋を立てましょう。これはすべての質問に通じる項目ですので気を付けてください。

　3つ目は、会社に馴染めると感じさせることです。仕事は1人で進めるものではありません。特にパチンコ店はチームワークを重要視する職種ですので、人間関係はとても大切な要素になります。例えば、店舗見学に行った時の現場の雰囲気が良く、自分が働くイメージを沸かせることが出来たと答えても良いですし、面接会場で見る社員の方々の丁寧さや明るさに社風の良さを感じたという話でも構いません。応募企業があなたと働きたいと思うかも重要ですが、あなたがみなさんと一緒に働きたいと思えるかも同じくらい重要です。