短く分かりやすい説明が相手の理解を深めます。

　職務経歴とは、今まであなたが働いてきた記録や履歴のことです。もちろん、企業は職務経歴を簡単に知りたいから質問をしていますが、要約して相手に伝える能力があるのかも見られています。

　そもそも、今まで数年間の経験を簡単にまとめるのは難しいものです。そのため、短く分かりやすい説明が出来る人にはコミュニケーション能力の高さを感じることが出来ます。特にパチンコ店での仕事はお客様とコミュニケーションを取ることが多く、仕事上でとても必要とされている能力のため、能力の高さが伝わると内定に大きく近づきます。

　まず面接前に、簡単に説明できるように準備しておくことが大切です。急に聞かれたことでアタフタしてしまい、思った通りの説明が出来なかったと、終わってから後悔しても時間は戻ってきません。緊張していると、準備をしていても考えていた以上に短く説明してしまい、面接官に内容が全く伝わらなかったということもよくあります。しっかりと準備をすることで、今まで経験してきた仕事を振り返ることができます。この振り返りは他の質問に対しても活きてきますので、しっかりと取り組みましょう。

　他には、説明の中で以前の職場で使っていた専門用語や難しい言葉を使わない様に心掛けましょう。大切なのは面接官に伝わることです。誰が聞いても分かるような言葉で説明することを意識しましょう。

3分～5分を目途に話しましょう。

　実際に話す内容としては、どの様な会社で、何の役割を担っていて、どんな業務を行っていたのかを説明しましょう。これに加えて、仕事内容や仕事への取り組み方、あなたが生み出した成果なども伝えられるとより効果的です。

　役職経験がある人は部下の人数やマネジメント方法、経験のない人は周りとのコミュニケーションの取り方や仕事で工夫していた点などを話せるとよいでしょう。最後に、職歴の中で応募企業に「入社したら、ここが役立つというポイント」を説明し、活躍出来るというアピールをしましょう。そうすることで、企業が求めるスキルと一致していて、あなたもやりたいことが実現できる、相思相愛であると伝えることができます。

　話す時間は3分～5分を目途に。初めはうまく説明できないこともあると思いますので、練習することをお勧めします。しっかりと経験をアピールして、内定に一歩近づきましょう。