友人や恋人がいると毎日が楽しくなるもの。しかし、それは相手に恵まれた場合だけです。間違った相手と巡り会ってしまうと、楽しいはずの付き合いが、いつしかストレスばかりの毎日に…。トラブルメーカー、わがままを言って周囲を振り回すなど、一般に「地雷」と言われる人たちは、あなたのすぐ近くに潜んでいます。

　出会わないでいられればいいのですが、人生で何度かはそういった人たちと会ってしまうことがあるのもまた運命。早めに気づいて距離を置けば大事には至りませんが、気づいたときにはもう手遅れなんてことも珍しくありません。

　マイナスの状態から抜け出せなくなる前に、今回は地雷な友人・恋人・同僚などの特徴をタイプ別にご紹介。早めに気づけば、軽傷で済むのではないでしょうか。

「寄生虫タイプ」

　事あるごとに周囲に頼るタイプ。この手の人間は、とにかく面倒くさがりで、時間や労力がかかることをなすりつけてきます。

　例えば、友人数名で旅行するという話になったときは、急に話の先頭に立ち、「Aさんは旅館の予約をして、Bさんは当日の観光ルートをお願い」などと決め始め、「じゃあ私は当日車で行くから現地集合でもいい？」と言い放ち、まったく何もしようとしないのです。

　このタイプと付き合ってしまうと、活力を吸い取られ、気づけば知らず知らずのうちに疲れ切ってしまうことが多々あります。友人関係とは、思いやりによって成立するものだということをお忘れなく。

「見下しタイプ」

　やたら指図したり、ダメ出しをしたりしたがるタイプ。他人のマイナスを見つけることは、自分のマイナスと向き合うよりも簡単なことです。この手の友人や恋人と付き合っている場合、その人はあなたよりも上の立場に立とうとしている可能性があります。つまり、どこかであなたのことを見下しているのです。

　こういうタイプは、出会ったり付き合ったりしたての早い段階で、その片鱗を覗かせます。手遅れになる前に抜け出しましょう。

「情緒不安定タイプ」

　落ち込んでいるのかと思いきや、誰も手がつけられないほどにネガティブになってしまうことも。常に誰かにかまって欲しいと思っているタイプ。恋人はもちろん、友人や同僚としても関わりたくはないものですが、一度関わってしまうと、あなたからの「大丈夫だよ！」「そんなことないよ！」といった言葉を欲します。

　一時的に気持ちを盛り返しても、結局すぐにまたネガティブな言葉ばかりを並べてくるので、付き合っていくうちに疲れ切ってしまいます。一日に何度もLINEや電話がきたり、一度電話に出てしまうと、夜中まで話を聞かなければいけなかったり…。好きな人は好きなタイプですが、一般的には早めに距離を置くことをオススメします。

「お金にルーズタイプ」

　お金にだらしなく、誰からも嫌われてしまうタイプ。最初は「ちょっと細かいのがなくて、後で返すから貸してもらっていい？」と、少額から入り込んできます。

　金額も少ないので、あんまり返せ返せ言うと、ちっぽけな人間だって思われちゃうかな…とあなたは思うかもしれませんが、まさにその心理を利用しているのです。そのまま付き合い続けていると、気づいた時には数万、数十万というお金を貸していたなんてことにもなりかねません。

まとめ

　上記に当てはまるタイプの人が、あなたの周囲にはいるでしょうか？

　もちろん、当てはまるからと言ってその人が絶対に悪いわけではありません。友人にしても恋人にしても、程よい距離感で接していきましょう。