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転職活動は、今の仕事を辞めてから？続けたまま？
2017年03月14日(火)
転職することを決め、転職活動を始める前にまず「どうすれば良いか？」と迷うのが、「今の仕事を辞めてから転職活動をするか、今の仕事を続けながら転職活動をするか」ということです。転職活動の第一歩を踏み出す段階で、二の足を踏むことになるのは、あまり良いとは言えません。
今回は、今の仕事を辞めてから転職活動をするか、続けたまま転職活動をするかについて考えていきたいと思います。
今の仕事を辞めてからの転職活動
辞めてから転職活動をする最大のメリットは、「転職活動に必要な時間が満足に取れる」という点です。情報収集や履歴書の作成などの準備の時間はもちろんのこと、企業の面接の日程にも応じやすいというメリットがあります。また、同時に複数の企業の採用選考に応募することも可能になるでしょう。
一方で、デメリットとしては、「収入源がなくなってしまう」ということが挙げられます。転職活動がどれくらいになるかは、個人差がありますが、たとえ1ヶ月で決まったとしても、すぐにお給料が出るわけではなく、さらに1ヶ月は貯金で何とかしていかなくてはいけませんので、2ヶ月は無収入になってしまいます。長引く可能性も考慮して、十分な資金を蓄えておかないと厳しいといえるでしょう。
今の仕事を続けたままの転職活動
続けたまま転職活動をするメリットは、「収入がなくなったり、経歴に空きができたりすることがない」ということが挙げられるでしょう。安心感があるので、自分のペースで転職活動をすることが可能です。
一方、デメリットは、「満足な時間を確保することができない」ということがあります。夜遅くまで働き、家に帰ってくれば寝るだけ…という生活をしている人は、転職活動の準備をすることすら難しいでしょう。そのため、休日を削って活動することになり、心身ともに負担が大きくなります。また、面接の予定などもなかなか合わせにくいということもあるでしょう。
自分の性格や現在の仕事場から考える
このように、どちらでもメリット・デメリットは挙げられるので、自分の性格や考え方に合わせたスタイルを選ぶようにすると良いでしょう。しかし、「一刻も早く今の職場を去りたい」「貯金はなく、少しでも収入が途切れると生活ができなくなってしまう」など…やむを得ない理由があるならば、それに合わせた転職スタイルを取らなくてはいけません。
まとめ
現在は比較的、今の仕事を続けたまま転職活動をする人が増えてきています。それはやはり、安定志向の人が多い昨今、「経歴に空白をつくるのが恐い」と考える傾向があるからです。それでも、「短期集中型で決める」と決意し、仕事を辞めて自分を追い込むことによって結果を出す人もいます。仕事を続けての転職活動では、うまくいかないことが重なると、「やっぱり今の仕事のままでも良いかも…」と逃げ腰になってしまうこともあるのです。それでは、いつまで経っても転職先は決まらないでしょう。
仕事を失いたくないのは当然のことで、今の職場を辞めることは慎重に考える必要があります。自分の性格と現職の職場環境、貯金の状況などを考えて転職スタイルを決めるようにしましょう。
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