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給与(年収)の希望額はありますか?|面接
2014年06月19日(木)
ビジネスマンは忙しい。そんな中に時間を調整して就職活動をしても、面接でミスしてしまっては成果が出ない。就職に準備が必要な様に、面接には対策が必要である。そこで、今までの経験に基づいた独自ノウハウを惜しげもなく披露し、“みんなに受かってもらう”ための面接アドバイスを定期的にお届けする企画である。
求めすぎると、面接官の印象を悪くします。
「出来るだけ多く欲しい。」もちろん本音ではそうでしょうが、面接の場で希望額を答えるのは少し緊張しますね。一般的にもお金の話はデリケートで、あなたの言い分が変に伝わってしまうと、それだけで面接の印象が悪くなってしまいます。
最低限今の生活水準を維持したいと思うかもしれませんが、給与や年収の考え方は会社によって考え方は異なります。現状維持や以上を求めすぎると、あなた自身に求められる価値も高まります。
給与も大切ですが、会社の考え方や環境は同じくらい、もしくはそれ以上に重要です。給与のことばかりに固執して、本当に大切なものを見失わない様にしましょう。
面接でなぜ希望年収を聞くのか?
面接で希望年収を聞かれることは多いと思います。その理由は2つあります。
1つは企業の人件費予算と釣り合うかどうか。企業は人件費予算などが決まっているところもあり、いくら欲しい人材であっても、希望年収が大幅に予算とずれていれば不採用にせざるを得ないからです。
2つめは自身の評価をどのように見ているかが分かります。
希望年収は低すぎず高すぎずといったところで、求人情報に出ている給与額から年収額を計算して近い数字を答えると良いかもしれません。
会社の規定に従う旨をアピールしよう。
応募企業の求人票に月給や参考年収が記載されていることもありますが、その金額が前職の給与よりも低い場合は注意が必要です。
絶対に辞めておいた方がいいのか、前職での給与よりも、遥かに高い希望を伝えること。「前職では年収360万円でしたが、500万円を希望します。」と言った回答をしてしまうと、常識が無いと一蹴されてしまいます。
「金額の希望はありません。」という伝え方もあまりよくないでしょう。具体性や計画性に欠けた回答は、社会人としての資質を疑われます。また、そう言ったが故に大幅に下がった年収提示を受けてしまい、後で悔やむことになるかもしれません。
一番無難なのは「前職では○○万円でしたので、同額かそれ以上を希望します」と前置きした上で、「最終的には御社の規定に従います」などと、あくまで会社に判断を任せる姿勢を見せることです。面接での評価が高ければ、あなたの希望額以上の提示も大いに有り得ます。
パチンコ店の現場職に応募した場合、役職や等級によって給与が決められていますので、あなたの年収が考慮されることはほとんど無いでしょう。応募職種が未経験の人の場合は年収が下がる可能性もありますが、忘れてはいけないのは、評価(お金)は後からついてきます。あまり求めすぎず、謙虚な姿勢で面接に臨むことをおすすめします。
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