極端な回答はやめましょう

　この質問では、あなたが今日の面接に対してどういった印象を持っているのかを見られています。基本的にはどの様に答えても、「それはなぜか？」と質問は続きますのでしっかりと説明出来る準備をしましょう。

　類似する質問として、「今日の面接は自己評価で何点ですか？」「今日の面接の手応えはありますか？」も挙げられます。基本的には非常にバランスが重要ですので、偏った回答は止めた方がよいでしょう。偏った回答とは、「全くうまくいかなかった（＝自己評価0点）」「大満足できる程うまくいった（＝自己評価100点）」と答えることです。どちらにせよ、それ以上、それ以下は無い表現なため極端すぎると言えます。

自分に課しているハードルに注意

　もうひとつ見られている点は、あなたが良し悪しを判断するハードルの高さだと言えます。自分自身で今日の面接はとてもうまくいったと感じていても、面接官がそう感じていなければ良い結果には結びつきません。この時点から状況を変える様な回答は非常に難しさがありますが、これはあなた自身のハードルが低いからだと言えますので、面接後にしっかりと振り返って、次の面接に活かす準備をしましょう。

　逆に、あなたがうまくいかなかったと感じていて、面接官の印象が良かった場合は、あなたのことが謙虚に見え、更に印象を良くするでしょう。ただし、あまりに低すぎる自己評価を付けることはお勧めしません。単に自分に厳しい人だと受け取られれば良いですが、自分に自信が無い人だと思われてしまうとネガティブな印象に繋がりかねません。

　結論としては、面接がうまくいくか否かはそれまでの質問でほとんど決まっていますので、この質問に対しての対策をするよりもその他の質問に対して対策した方が良いと言えます。前もって準備すると言うよりも、その時思ったままに回答すれば良いでしょう。