プライベートの夢ばかりを語らないように！

　この質問の夢とは、プライベート、ビジネスの双方に当てはまります。そのため、どちらを答えても良いのですが、プライベートばかり熱く語ってしまうと面接官が知りたい内容から逸れてしまう可能性もありますので注意が必要です。

　「将来はマイホームを持ちたい」「子供やペットに囲まれて暮らしたい」「田舎で暮らしたい」など、どれも素敵な夢だとは思いますが、面接の場では、夢を叶えるための就職先が志望している企業だという関連性が大切です。

　あまりにも抽象的であったり稚拙な内容、全く根拠がない内容なども控えた方が良いでしょう。「幸せになりたい」「社長になりたい」「お金持ちになりたい」「ビッグになりたい」などが当てはまります。この様な回答をしていると、あまり将来のことを考えていない人だと感じられてしまいますので、話に具体性を加えましょう。

　夢とは、志の高さやプロ意識を表すものです。あなたの人生観や仕事観、仕事と向き合うスタンスなど複合的に見られていますので、基本的には企業でキャリアを積んだ延長上にある目標が夢であるということを意識して、しっかりと考えて回答しましょう。

パチンコ業界での夢を聞かれたら？

　面接官の「パチンコ業界での夢は何ですか？」という質問には、あなたの意欲や目標を測る目的があります。
夢が小さければ、意欲や目標も低いととらえられてしまうかもしれません。
しかし現実的でない夢を語るのも逆効果になるでしょう。
意欲や目標を測る以外にも、企業や店舗との適性をチェックするということでもあります。

プライベートとビジネスを混ぜた夢を話そう

　「仕事を懸命に取り組み、30歳までには店長になりたいです。プライベートでは家庭を持ち、マイホームを構えたいです。」という回答は、面接官に良い印象を与える可能性は高いでしょう。

　ビジネスとプライベートの両方を回答に加えることで、どちらかに偏り過ぎることを回避しています。また、「30歳までに」と数字に出して表すことでキャリアプランの具体性を高めています。家庭やマイホームに触れることで家族を大切にする気持ちが伝わってきて、あなたの人柄を伝えることが出来るでしょう。

　これが正解だという訳ではありませんが、話の組み立て方の参考にして、あなたらしい回答を準備しましょう。