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趣味はありますか?|面接
2014年05月05日(月)
ビジネスマンは忙しい。そんな中に時間を調整して就職活動をしても、面接でミスしてしまっては成果が出ない。就職に準備が必要な様に、面接には対策が必要である。そこで、今までの経験に基づいた独自ノウハウを惜しげもなく披露し、“みんなに受かってもらう”ための面接アドバイスを定期的にお届けする企画である。
無趣味は禁止。何かしら回答を準備しましょう。
どの様な趣味であっても、個人の自由であるため大きな問題はありません。一番問題なのは「趣味はありません」と答えること。趣味はあなたの人柄を表すとも言えますので、無趣味だと「何だかつまらなそう…」と感じられてしまう可能性もあるのです。
無趣味な人は、まずあなたは何をしている時が楽しいか、リラックスしているかを考えてみましょう。例えば、よく掃除している人は趣味を掃除と答えるのも有り。よく自炊している人であれば、料理と答えるのも有りでしょう。勿論、生活の為にしている事だと思いますが、あなたはその作業をしている時はきっとリラックスして取り組んでいるのだと思います。そうでないと続きませんから。その時の気持ちや工夫などを説明出来れば、十分面接対策になっていると言えます。
マニアック過ぎる内容は危険です。
稀に、かなりのめり込んでいたり、マニアックな趣味を持っている人がいます。ある程度は好印象を与えることもあると思いますが、過剰な入れ込みは「なんでうちを受けに来てるの?」と思われかねません。
例えば、「バンド活動をやっていてプロデビューを夢見ている」や「養成所に通っていて~」というパターン。夢があって非常に有意義だと思いますが、面接の場で言うべき内容ではありません。正社員面接の場合、短期的な労働力を求めているのでは無く、長く貢献してくれる人が欲しいという前提があって採用活動が実施されています。
採用前に少しでも不安要素があると、「先が読めないからこの人は見送ろう」「アルバイトでいいんじゃないか?」と不採用になる確率が高まるだけですので注意しましょう。
他にも面接には不向きな趣味があります。例えば、競馬、競艇、競輪など。娯楽ではありますが、世間にはギャンブルだと思われている傾向があります。麻雀も同様です。(今までの経験上、囲碁や将棋は比較的大丈夫です)この様に書くと、それぞれを純粋に探究している人に怒られるかもしれませんが、お金やオタク気質を連想させる内容は、面接で話す趣味には不向きだということです。
アニメ、漫画、ゲーム系(ネット、TV、携帯など)、お酒を飲むこと、ネットサーフィン、サバイバルゲームなども不向きですのでご注意。不向きな趣味を答えて、場の雰囲気を壊す必要はありませんので、出来るだけ避けてください。
「趣味はパチンコです」も止めましょう。
パチンコホールでの正社員を望んでいる人の趣味が「パチンコ、パチスロ」が有りか無しかと言う件については、結果を申し上げると無しです。面接官には遊技しない方もいますし、趣味が「パチンコ、パチスロ」と答える人の多くが、機械台の射幸性やお金の増減に一喜一憂している=楽しいと説明する場合がほとんど。そもそも、出玉は特殊景品と交換しているものですし、パチンコはギャンブルではなく、娯楽です。その辺りのスタンスを理解していない場合は墓穴を掘るだけですので趣味と言わない方がよいでしょう。
しかし、応募企業の採用ウェブページや募集要項に、「パチンコ、パチスロが好きな人歓迎」と書いてある場合は別です。その際はあなたのパチンコ愛をお話下さい。ただ注意してほしいのは、「勝ち負けや差枚」の話では無く「ゲーム性やコンテンツ」に対しての話に留めた方が良いでしょう。
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