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嘘は見抜かれるのでやめましょう|面接のコツ
2015年02月19日(木)
ビジネスマンは忙しい。そんな中に時間を調整して就職活動をしても、面接でミスしてしまっては成果が出ない。就職に準備が必要な様に、面接には対策が必要である。そこで、今までの経験に基づいた独自ノウハウを惜しげもなく披露し、“みんなに受かってもらう”ための面接アドバイスを定期的にお届けする企画である。
入社後に苦労するケースも。嘘は誰も徳をしません。
転職活動をしていると、良い評価を得たい、内定が欲しいと言った気持ちから、あなたの強みや経験をオーバーに語ったり、一方的にアピールを続けてしまう人もいるでしょう。これが良い、正解だと思っているかもしれませんが、実はただあなたの首を絞め、悪循環になる可能性の方が高いです。
まず、面接官は面接経験が豊富なため、あなたの嘘に気づきやすいです。また、あなたの話している事に少し怪しさを感じた際は、話の角度を変えながら確認作業に移るでしょう。嘘を付く事で、説明が曖昧であったり、話のつじつまが合わなくなったりしてきます。そうなった時点で、誠実ではないと判断され、不採用と結論付けられてしまいます。
嘘にも種類があります。例えば、誇張するパターン。5の成果しか残していないのに10の成果を残していると大きくみせるパターンです。面接ではどういう成果を残したかよりもどうやってその成果を残したかの方が重要視されます。なぜかと言うと、成果は環境に依存する部分が少なからずあるためです。そのため、額や実績のみを誇張する事にあまり意味はなく、成果を残すプロセスの方が大切です。
もうひとつは、過去の失敗を隠す嘘です。多少はきれいごとにして説明することはあると思いますが、過去のあなたは、あなた自身によってつくられたものです。だからこそ、全てを隠して面接に臨むのは無理がありますし、面接官はまず最初にその様なことが無いかに気を付けながら面接を行っています。つまり、面接用に作られた嘘なんて、すぐに見破られてしまうのです。
一番トラブルになる可能性があるのは入社した後です。例えば、面接であまりにも自分をよく見せすぎて出来ないことも出来ると言ってしまった場合、入社する前のあなたの評価は非常に高いものでしょう。その期待値のまま入社後に仕事を任せられ、全くこなす事が出来ないと、あなたへの期待は失意へと変わります。その職場環境の中で毎日過ごすことに苦しさを感じ、早期離職になるケースも。
面接で嘘をつくことには何もいいことがありません。あなたの真意を示し、あなた自身の事を評価してくれる企業に入社した方が今後のステップアップになりますので、見抜かれる嘘はつかずに望んでいきましょう。
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